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考え込んでいると、唐突にモトキがため息をついた。
モ「A、ごめんね。」
『え？』
突然謝られて、なんの事かさっぱり分からない。モトキの方を見ると、困ったように笑っていた。
モ「俺があの日、変な誘い方したから…。まさかこんなにぎこちなくなるなんて思ってなくて。」
バツが悪そうに頬を指でポリポリとかくモトキに、申し訳ない気持ちになってしまった。
『ううん、私が……いろいろ考えちゃって。モトキは悪くないよ。』
なんか、変に緊張しちゃって！と笑うとモトキはぴたりと歩みを止めた。
自然と私も立ち止まる。
『…モトキ？』
モ「…正直、俺も今日すげー緊張してる。」
『！』
少し熱のこもった視線を向けられて、顔が赤くなるのが分かる。
モトキの手が、私の手に触れてぎゅっと握った。
モ「…Aも、緊張してくれてたんだね。」
『…あ、だ、って……。』
当たり前じゃないか。
好きな人と一緒に、二人きりで出かけるなんて緊張しないわけがない。
赤くなった顔を隠したくて下を向いた。
モ「でもやっぱりこんなのばっかりだと疲れちゃうね。……だからさ！緊張タイムは終わり！」
『へ…。』
モ「せっかくの遊園地なんだから、楽しまなきゃ損だよ。……いつもの俺たちで、楽しも？」
そう言って笑いかけてくれたモトキに、不思議と私もいつものように笑うことができた。
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www - リィオさん» すみません！見つかったのでいいです！ (2019年6月6日 15時) (
レス) id: 033ffc1add (このIDを非表示/違反報告)
www - リィオさん» 番外編の題名を教えてください (2019年6月6日 15時) (レス) id: 033ffc1add (このIDを非表示/違反報告)
リィオ(プロフ) - wwwさん» 番外編は違うページに作ってありますよ！少しずつupしていくんで！ (2019年6月6日 13時) (レス) id: 86036bcecf (このIDを非表示/違反報告)
www - リィオさん» いつになったら番外編出せますか？ (2019年6月6日 13時) (レス) id: 033ffc1add (このIDを非表示/違反報告)
ｗｗｗ - ハイ！！！結婚式書けたら番外編で！よろしくお願いします！ (2019年6月3日 21時) (レス) id: ae41eea4d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リィオ | 作成日時：2018年10月26日 23時
