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放課後に全員集合してさ。
真冬に川に飛び込むみんなをみて馬鹿だなぁって笑ってたら私も落とされた。

シ「あははははは!!」

『ふっざけんな!てめぇ!』

ダ「あーらお口が悪いわよAちゃん!」

『気色悪い。』

モ「ダーマ言われてやんのーw」

ザ「A、大丈夫?」

ン「風邪ひかないようにね!」

『その言葉そのままバットで打ち返します。』

マ「あーダメダメ!カメラ濡れる!!」

ぺ「さっみーーー!やべーーー!www」

びしょびしょだし、寒いし。でもなんか楽しくてすっごく笑った。
散々水遊びして帰る頃には日も傾いていた。

シ「なぁ!俺らさ高校別れるじゃん?」

ン「そうだねーなんか寂しいな。」

シ「卒業してからもさ、集まってなんかやんね?」

モ「と、申しますと?」

シ「今日みたいに遊んだところ動画に撮っていこうぜ!思い出づくりってことで!」

マ「それいいな!…どうせならさ、それを動画サイトにアップしない?」

『動画サイト?』

マ「うん。俺らこんだけ楽しいんだぞーってさ。アップすれば一生残るし。」

ぺ「おもしろそう!」

ダ「まぁ、いいんじゃね?」

ザ「さんせーい!」

『せっかくだからグループ名決める?』

ン「おっ!いいねーそれっぽい!」

モ「それっぽいてww」

シ「んーーじゃあさ、"フィッシャーズ"で。」

ダ「なんで?」

シ「今日川に飛び込んだろ?魚じゃん。」

『単純…』

シ「うるせぇ!はい、決まり!」

『じゃあリーダーはシルクね。』

ン・マ・モ・ダ・ぺ・ザ「異議なーし。」

シ「えぇ!?ちょ、お前ら!!」

中学3年生
あと1ヶ月で卒業となるこの時に
フィッシャーズは誕生した。

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作者名:リィオ | 作成日時:2018年5月1日 1時

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