初デート ページ48
今日は、一昨日めでたく?
お付き合いを始めたばかりのソクジンさんと初デート!
楽しみすぎて、昨日なかなか眠れなかった。
・
朝、家の近くまで車で来てもらった。
「…やー、おはよう!」
初めて私服で会うソクジンさんは、白のトレーナーにチノパン。
何着ても似合いますね…
爽やかなこと…
いちご狩りということで、私もコットンニットにカラーパンツにした。
「やー、私服もかわいいね!」
『いや、せんせ…じゃなかった、ソクジンさんも素敵です』
「そぉ?」 と言ってはポーズを取るソクジンさん。
…これはツッコんでいいのかしら。
それに少し前まで同僚として接してたのに、急に恋人という関係に変わったから、正直慣れなくてまだ恥ずかしい…
っていうか、ソクジンさんってこんなに甘かったっけ?
かわいいとか素敵だよ?とかめっちゃ言うの…
んーでも… 思い返してみたら、
遠足の打ち上げの時にも言われて焦ったし、実はけっこう前から言われてたのかな。
気付いてなかった(フリをしてた)のは私だ。
こんな素敵な先生に好かれるワケないと思い込んで、先生の言葉から目をそらしてた。
・
1時間半くらい車に揺られて、農園に着いた。
ずらっと並んだ苺の棚…
『ぅわあ〜…けっこう広い…んだね』
「そーなんだ!色々作ってるんだよ」
伯父さんがやってるそうで、初めに挨拶しに行った。
伯父「やー、ソクジン!着いたか!久しぶりだな〜」
JN「伯父さん!今年も来たよ〜」
『こんにちは…お世話になります』
伯父「やー!お前が女の子連れてくるなんて、初めてじゃないか?」
JN「やー、伯父さん。余計なこと言わないでよ!」
ソクジンさんは耳まで真っ赤になって、二人でひゃっひゃって笑ってた。
この笑い方は血筋なの?
1時間くらい食べ放題、ということで。
甘酸っぱいのや甘〜いのとか…苺だけでお腹いっぱい♪
「ね、Aちゃん」
オッパの方を向くと、目の前に苺。
「はい、あ〜ん♪」
周りに誰もいないのを確認して口を開けた。
『わ〜、甘ーい!』
「ね?…僕にもして?」
あーんってし合って照れたり…
幸せだな…
家へのお土産に一箱分摘んで。
JN「やー、今日土曜だったら良かったのに…」
『…なんで?』
「学校の皆にお土産〜って持ってくの」
『土曜でも人います?』
「部活はやってるでしょ?」
『そっか。いきなり私も来たら…バレない?』
「バレてもいいよ?むしろ付き合ったって自慢したい」
『えぇ…そんな//』
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Lavandula(プロフ) - れいんさん» ご報告、ありがとうございます。編集してみましたが、変換出来てるでしょうか? (2022年7月8日 2時) (レス) id: a48b55d763 (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - (名前変換できないみたいです💦) (2022年7月7日 22時) (レス) id: e390563a18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lavandula | 作成日時:2022年6月24日 12時