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休日の朝。
ナムジュン先生に家の近くまで車で来てもらって、中を見て私はびっくりした。
【註:この世界のナムジュンさんは運転は出来ます(笑)】
だって、ソクジン先生がいる…
『…え……ソクジン先生も?』
NJ「ジニヒョンもスキーもスノボもやるっていうから誘ったんだ♪」
PK「Aちゃん、早く乗って〜」
『…はい』
この期に及んでまさか帰りますとも言えず、
久しぶりのスキーしたさに私はしょうがない、と腹を括って後部座席に乗り込んだ。
JN「…おはよ」
いつもと変わらない笑顔。
『おはよう…ございます…』
ぎこちないかな、と思いつつもいちおう笑顔で返す。
1時間半ほどの間、話が持つか不安だったけど
前の二人がメインで喋ってくれてたから、私達はたまに喋るくらいで済んだ。
スキー場に着いた。
スキーもスノボも出来るらしいけど、当然私はスキー。
他の皆は午前中はスキーで午後からスノボをするとか言ってる。
…みんな、そんなに体力あんの?
私が一番若いのにユンギ先生みたいなこと、言ってられないなぁ。
しょうがなく、私も昼からスノボをすることに…
『大学の頃、一度やったけど苦手です…』
って、だいぶいやかなり拒否したんだけどね。
二つやった方がお得だ!
せっかくだから、新しいことにチャレンジしよう!なんてナムジュンさんに言いくるめられた。
そして、
JN「大丈夫。僕がみっちり教えてあげるから。
転んでもこのひろーい肩幅で受け止めてあげるよ?
ひゃっはっはっは…」
なんて言う人がいますので…
いや、結構ですけどね…
この人、自分が何言ったか覚えてないのかな?
早速、スキーの準備を済ませてリフト乗り場に向かう。
ナムジュンさんとオンニは颯爽と2人乗りリフトに乗っていった…
『ソクジンさん、お先どうぞ…』
「…混んできたから一緒に乗ろ」
手首を掴んで引っ張られた。
『わっ…!』
「…やー、ごめんごめん…」
それ絶対、悪いと思ってないだろ、ってやつ。
ガタンと音がして、リフトが地面から浮いていく。
気持ちまでフワフワしてるのは… 誰のせい?
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Lavandula(プロフ) - れいんさん» ご報告、ありがとうございます。編集してみましたが、変換出来てるでしょうか? (2022年7月8日 2時) (レス) id: a48b55d763 (このIDを非表示/違反報告)
れいん(プロフ) - (名前変換できないみたいです💦) (2022年7月7日 22時) (レス) id: e390563a18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Lavandula | 作成日時:2022年6月24日 12時