【魔入間】特別講師。 (ページ2)

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【1時間目】ページ2

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早朝、まだ太陽も登りきってない時間に。

『バビルスか…久しぶりに名前を聞いたな』

目の前にあるドアをノックする。

ｺﾝｺﾝ

「どうぞ」

『失礼致します』

がちゃり、と懐かしい(・・・・)ドアを開けた。

『お久しぶりです、

サリバン様』

「Aちゃ〜ん!!!!元気にしてた？？怪我とかしてない？？？？病気とかしてない？？ちゃんとご飯食べてる？？？」

…過保護かな？

『特に問題はありませんよ。

これから1年間、よろしくお願いします。

講師として、責任を持って教育を(・・・)。』

口元を手で隠して膝まづき、頭を下げた。

すると、ニッコリと目を細めて、けれどその目の奥はしっかりと私を見据えて。

「＿よろしく頼むよ。」

あぁ、この悪魔(ヒト)は

やっぱり理事長(生徒思い)なんだなぁ、と。

『やれることはしっかり指導して行きますので。』

「うん！！！よろしくね！！！」

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『失礼しました。』

パタン、とドアを閉める。

目指すは職員室だ。

『んふふ、皆驚くかもな』