何故 ページ41
「なんでノーコメントにしたんですか！！！！」
「…………えっ？」
「もう言っちゃえば良かったのに。付き合ってますって」
「……なん、え？」
「動揺し過ぎ！！！」
「………いきなりすぎてよくわかんないです」
「わかってください！？」
「いや、良かれと思って…」
「ぜんっぜん良くないです」
「かます？」
「かましませんから！！」
がうがうと吠えるように怒るるぅと。
それを冷静にぼけたり突っ込むややみ。
「僕はほんっとにやみさんのこと好きなんです、ほんとに。愛してる」
「いや〜ストレートに言われてもねぇ〜…ん？今愛してるっつった？」
「言いましたけど？」
「……ん〜とね、それはあんまり言わない方がいいよ」
「ときめいてしまうから…？」
「それもあるけど…あるけどさ…！るぅとくんぼけたらこっち突っ込まんといけんからやめて？」
はぁ、もうと溜息をつく。
その場にあったぬいぐるみを手に取り、るぅとの方へ置く。
「…なんですか、このペンギン」
「可愛いでしょ」
「可愛いですけどやみさんの方が可愛いですよ。橋本環奈より可愛い」
「それは眼科行き確定」
テーブルの上にあったコップを口に近づけようとした時、るぅとがこう言い放った。
「僕は友達が少ないのに、それでも仲良くしようとしてくれたやみさんに惚れたんです、ジェルくんがいなかったら、今の僕はいませんし、やみさんがいなかったら、今の僕はない…んですよ」
「…………」
話を聞き、コップに中に入ったお茶を口に含む。
飲み込んだ後、ややみはこう言った。
「…私も、ジェルくんいなかったらるぅとくんとは会ってないよ。第5人格とも、ころちゃんとも、莉犬くんとも、なーくんもね。…ジェルくんには感謝してる」
「え？僕には感謝してくれないんですか？」
「…そう言ったら調子乗るくせに」
「は？」
「はって言いながらこっち近づいてくるのやめて」
近づいてくるのをやめて、戻りながらこう言った。
「…僕は愛しているのに、やみさんの好きは友情なんですか…？」
「…え？」
「…僕ずっとやみさんのこと好きなんです、そろそろ答えを聞かせてください…」
「……………」
数秒間の沈黙の後、ややみは言う。
「…す…好き、だと思う……」
「…！ ほ、本当ですか…！」
「本当だよ、でも、付き合うとかは、無理…」
「え、…？」
「色々と、付き合うとか、好きになるとか初めてだし…」
口ごもる。
「最初から、お願い」
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みやび(プロフ) - お水さん» 私も思いました。また見たいので大変じゃなければ書いてください！！！ (2019年11月3日 0時) (
レス) id: b7d40f65ca (このIDを非表示/違反報告)
響音 - ゲイじゃなくてレズじゃないんですかね…？ (2019年10月23日 18時) (レス) id: 04104f9d42 (このIDを非表示/違反報告)
やく - り、理解が.... (2019年7月14日 13時) (レス) id: bfd9689916 (このIDを非表示/違反報告)
お水(プロフ) - すとぷり以外はもう出さないんですか、、、、？ (2019年6月16日 10時) (レス) id: cb60bd6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もうるぅとくんと付き合ってる設定何ですか？（理解が追いつきません汗） (2019年6月11日 21時) (レス) id: 8bf1281cf7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーな | 作成日時：2019年5月2日 1時
