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水曜 ページ42

「やみさん…」

「…るぅとくん酔っ払ってるね」

「え〜?酔ってませんよぉ〜」

「うん、酔ってるね…はい、おうち帰ろうね。なんで私の家に来た?」

「一緒に寝ようと思って…」

「可愛くお願いしてもダメはダメ。」

「えっ…」

「…………」

涙目でお願いするるぅとに対し、少し迷っているややみ。

「……し、仕方ないなぁ…」

「ほんとうですかー!?やったぁ〜!」

にこにこと笑う姿に目を細めて笑う。

「さぁベッド行きましょ」

「襲うとかやめてね」

「……わかってますよ」

「その間はなに…?」

手を繋がれ、ベッドルームへ連れてかれる。

「ちょっと待って。歯磨きしてきな?待ってね、歯ブラシ新しいの出すから。こっちきて」

「は〜い」

手招きで洗面所へ呼ぶ。

「これはころちゃんの、…あ、あった。これね、…緑色でごめんね」

「いえいえ。…じゃあ」

洗面所から部屋へ戻る。

歯磨きしている間、パジャマに着替えようと思い、パジャマを手に取る。

着替えたすぐあと、部屋にるぅとが入ってきた。

「失礼します…あ、着替えたんですね」

「ああ、うん。…だいぶ酔いが冷めたみたいだね。」

「ん〜……隣で寝ましょ。一応、付き合ってるってことにはなってませんが」

「どうせ断っても駄々こねて寝ることになるだろうと思ってるからそのつもり」

「あはは」

「…そういえば、着替えてないね君。…あ、ここに入ってる。着替えてこい、いけ、名犬るぅと」

「はぁい」

部屋を出ていく。

ベッドの上に座る。

携帯を手に取り、開く。

「あ〜…」

ツイッターを開いたままだった。

【るぅと ややみ 付き合ってる】がやはりトレンドに入っていた。

「拡散されてんな〜…」

別に、一応両想い、ということになってるし、付き合ってる、ということでもあながち間違いでもない。

「…ほんと、こういうの好きだな…」

「誰が好きなんですか?」

「え!?…誰とかじゃなくて、これ」

携帯の画面を見せると、ああ、と納得した様子だ。

「…もう僕達付き合ってるみたいなもんでしょ?」

「そうだけど〜…はいはい、おこちゃまは寝ましょ」

「おこちゃまじゃないです…寝ましょ」

ベッドに入ると、こう言われた。

「手、繋ぎません?ふふふ」

「なんで笑ってんの?ってか、もう夏なのに一緒に寝るとかうちら馬鹿なのかな」

「馬鹿なんですよ。2人とも頭いいのに…」

そう笑うと、2人とも目を閉じた。

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設定タグ:歌い手 , すとぷり , 実況者   
作品ジャンル:恋愛
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みやび(プロフ) - お水さん» 私も思いました。また見たいので大変じゃなければ書いてください!!! (2019年11月3日 0時) (レス) id: b7d40f65ca (このIDを非表示/違反報告)
響音 - ゲイじゃなくてレズじゃないんですかね…? (2019年10月23日 18時) (レス) id: 04104f9d42 (このIDを非表示/違反報告)
やく - り、理解が.... (2019年7月14日 13時) (レス) id: bfd9689916 (このIDを非表示/違反報告)
お水(プロフ) - すとぷり以外はもう出さないんですか、、、、? (2019年6月16日 10時) (レス) id: cb60bd6ad6 (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - もうるぅとくんと付き合ってる設定何ですか?(理解が追いつきません汗) (2019年6月11日 21時) (レス) id: 8bf1281cf7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りーな | 作成日時:2019年5月2日 1時

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