秋桜47 ページ17
prrr...prrr....
9月の最終日。
僕はいつも通り書類作業終え屋上で寝転んでいると電話がかかってきた。
受話器ボタンを押し携帯を耳に当たる。
恭葉「誰？」
人がせっかく寝ようとしてたのに…
ふあ、っと欠伸をすれば《ちゃおっス》という声が聞こえた。
あーこの声と挨拶のお決まり台詞は……。
恭葉「赤ん坊かい？」
リ《あぁ、オレだぞ》
なんで赤ん坊が僕の携番知ってんの？
……君に携番教えた覚えないんだけど。
まあいーや。考えんの疲れるし。
恭葉「何か用？」
リ《頼みてぇことがあるんだがいいか？》
頼みたい事？
恭葉「内容による」
リ《わかった。じゃあ…────》
赤ん坊曰く沢田綱吉にドッキリを仕掛けるから僕の手を借りたいとの事。
恭葉「ドッキリ？」
リ《あぁ。殺され屋という奴が日本に来ていてな、ツナに挨拶がてら死んだふりをするというドッキリだ》
ふぅん……
ぼんやりと雲を見つめてから「いいよ」と承諾した。
寝るのは帰ってきてからでも出来るしね。
恭葉「その代わり貸し一つね」
リ《助かるぞ。ツナん家わかるよな？》
恭葉「うん」
調べれば出て来るしね、住所なんて。
それに僕には頼もしいナビがいるし。
リ《んじゃツナの部屋で待ってるぞ》
プツッと切れる通話。
僕は携番をポケットに仕舞うとそのまま学校を出た。
駐輪場まで来てから浮いている恭を見る。
恭葉「恭、沢田綱吉の家まで案内頼める？」
雲『調べれば？』
恭葉「紙よりもナビの方がわかりやすい」
雲『……知らない』
ぷいっと不機嫌オーラ全開の恭はそっぽ向く。
……ナビ扱いした事怒ってる？
雲『……』
あ、無視ですか……仕方ない。
僕は草壁に電話して沢田綱吉の住所を聞いてから駐輪場にとめている自分のバイクに跨った。
ちなみにこのバイクは草壁兄から誕生日プレゼントとして貰ったバイクである。
一応免許もあるので無免許ではない。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 112人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
恋歌 - 面白い!!!!!更新頑張って！！！ (2017年7月16日 9時) (
レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
鼠ちん(プロフ) - 待ってました！ジョットさんと雲雀さん、恭葉の三人(？)のトリオが好きです！もっと雲雀さんが恭葉にデレ... あ、いやナンデモナイデス (2017年3月20日 7時) (レス) id: f2bd6f6292 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 更新、応援しています！ (2017年2月12日 11時) (レス) id: b678ce8ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 今日読み始めました。そしたら、おもしくて最後まで読んでしまいました！更新、頑張って下さい！ (2017年2月4日 16時) (レス) id: bc585550e9 (このIDを非表示/違反報告)
よる。(プロフ) - 続編おめでとうございます！いつも陰ながら作者様の作品を楽しませていただいています！無理しない程度に頑張ってください！応援してます!!ヽ(*´∀｀)ノ (2017年2月1日 0時) (レス) id: 01ec13c248 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
