秋桜44 ページ14
リ「やっぱつえーな。おまえ」
窓枠にチョコンと座るのは沢田綱吉の家庭教師の赤ん坊…リボーン。
ちっ、厄介な奴が出てきたな。
トンファーを構えれば『恭葉』とジオに名を呼ばれた。
ジオ『お願いだ。そこまでにしてやってくれないか?
これ以上、来孫達がボコボコにされるのはオレも我慢ならない』
ジオが沢田綱吉達の前で両手を広げ僕を見る。
ジオ『確かにX世達は原則を破った。
それに怒りを覚える恭葉の気持ちもわかる。
でもそれを暴力で訴えるのはどうかと思うんだ。
オレはお前が人を傷付ける姿は見たくない』
……ジオ…
僕は少し悩んでからスッとトンファーを下ろした。
次、風紀を乱すような事があれば容赦しない。
それが例えジオの来孫でもだ。
僕の心境を察したのかジオは『Grazie』と申し訳なさそうに笑った。
… いつの間にか赤ん坊や沢田綱吉達はいなくなっていたけど。
雲『……ホント、君甘いね』
恭葉「……別に」
決してジオの言葉に心をうたれた訳ではない。
けどジオの思いを踏み捻る事はしなくないから。
後、原作だと爆発してたからね ここ。
それは回避できたから結果オーライってところかな。
息を吐く僕はジオの額にデコピンをした。
ジオ『っ!?』
恭葉「……とりあえず貸し一つ、ね?」
ジオ『…あぁ』
額をさすりながらジオは今日初めて先ほどの申し訳なさそうな笑みじゃなくて慈愛溢れる笑みを浮かべた。
ーーー
おまけ(その後/ジョットとヒバリ)
雲『君って沢田綱吉の事どう思ってんの?』
ジオ『可愛い孫だな…だがオレは小人だから見守ることしか彼にしてやらない』
雲『……見守るのも立派な仕事だと思うけど?』
ジオ『?』
雲『僕もそうだから』
恭葉はいつも無茶をするから僕が見張ってないと。
そう言うヒバリの頰は微かに緩んでいる。
それを見たジョットも少し目を見開くが優しく微笑んだ。
ジオ『(雲雀恭弥は雲雀恭弥で色々考えてんだな…)』
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恋歌 - 面白い!!!!!更新頑張って!!! (2017年7月16日 9時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
鼠ちん(プロフ) - 待ってました!ジョットさんと雲雀さん、恭葉の三人(?)のトリオが好きです!もっと雲雀さんが恭葉にデレ... あ、いやナンデモナイデス (2017年3月20日 7時) (レス) id: f2bd6f6292 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 更新、応援しています! (2017年2月12日 11時) (レス) id: b678ce8ca7 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ - 今日読み始めました。そしたら、おもしくて最後まで読んでしまいました!更新、頑張って下さい! (2017年2月4日 16時) (レス) id: bc585550e9 (このIDを非表示/違反報告)
よる。(プロフ) - 続編おめでとうございます!いつも陰ながら作者様の作品を楽しませていただいています!無理しない程度に頑張ってください!応援してます!!ヽ(*´∀`)ノ (2017年2月1日 0時) (レス) id: 01ec13c248 (このIDを非表示/違反報告)
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