秋桜28 ページ28
全ての書類が終わる頃はすでに日が暮れていた。
紺色に黒がグラデーションしている夜空には無数の星々が輝いている。
ふぅ、と一息吐く僕は帰路についていた。
やり終えた書類を草壁に押し付けて。
ｼﾞｵ『今18時半だが母君に怒られないか？』
恭葉「怒られはしないと思うけど心配はすると思う。
あ、母さんに並中の窓ガラスのこと言わなきゃな」
雲『それなら大丈夫だと思うけど…あの人察しいいから明日ぐらいには業者を手配してるはずだよ』
…そっか……
恭葉「それでも一応言う」
雲『……頑固』
恭よりじゃないよ。
そんな会話をしている内に自宅に着いた。
正門を開け母屋へと続く石畳を歩く。
ガラガラ、と玄関戸を開ければソフィーが靴を履いているところだった。
恭葉「あれ、ソフィー…どっかいくの？」
ソ「！恭葉様…」
声をかければ僕の名を呼ぶソフィー。
その表情は安堵そのものだった。
ソ「よかった…18時半なのに帰ってこないので誰かに攫われたのかと…」
…僕が…攫われる？
恭葉「それはない」
ｼﾞｵ『……寧ろ恭葉は返り討ちにするだろうな』
雲『そのぐらいの力がなきゃ風紀委員長なんてやってられないよ』
……そうだね。
靴を脱ぎ終えた僕は「だから大丈夫だよ」とソフィーの目を見て言った。
ソフィーは何かを言おうとするがキュッと口を噤む。
そして「それもそうですね」と笑った。
ソ「夕食の支度を終えたのですぐにご用意できますよ。どうしますか？」
恭葉「食べる」
ソ「わかりました。食べる前に手洗いうがいをお忘れずに」
恭葉「ん」
それでは用意してきます、と言ってソフィーは去る。
そんなソフィーの後ろ姿を見てから僕は洗面所に向かった。
その日の夕食はおろしハンバーグだった。
ソフィー、腕を上げたな…これ結構美味しい。
そーいや母さん帰ってきてないけど…今日は残業かな？
困ったな…
一応母さんには言っておこうと思ったのに。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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西 - この方角に福があるはずです
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リボーン大好き - うひゃー…大分しばらくの間リアルが忙しくて見てなかったらすんごいところまですすんでるぅ…雲雀さん大丈夫多分馬鹿にはしてないよ(:^V^:) (2017年9月13日 8時) (
レス) id: d41cc77319 (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます！！そう言っていただけると幸いです！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 面白いですよ！！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - 面白い!!!!!更新頑張って！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
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