秋桜25 ページ25
恭葉「……ってことで並中に行きたいんだけど」
翌日の朝7時。
母さんに呼ばれた僕は母さんがいる部屋で昨日の出来事について語った。
語り終えた後に並中に行きたい、
と伝えると母さんは「やっぱ血は争えないね」と笑う。
……え"。
桜「こうなるだろうと思ってたよ。私の時もそうだったから」
恭葉「ど、どういう…事？」
桜「私ねこれでも並中の風紀委員長だったんだ。
とはいっても私が中学生の頃だけど」
ふふ、と笑う母さんに僕は目を見開いた。
……なるほど。だから血は争えないって事か。
桜「恭葉は面倒くさがりだけど面倒見はいい方だからね。その風紀委員会がほっとけなくなったんでしょ？」
…ま、まあ…そうなのかもしれない。
桜「並小には話をつけとくから行ってきな」
恭葉「ありがと…母さ((桜「…でもその前に」…？」
ニコッ、と笑う母さん。
…の手には何やらセーラー服の様なものが…
桜「着替えなくちゃ…ね？」
恭葉「……はい？」
ーー数分後。
桜「恭葉、少し大きいけど似合うよ」
そう言って笑う母さんに僕は引き攣った表情を浮かべる。
目の前の全身鏡には黒のセーラー服を身にまとう自分の姿が映っている。
いや、ちょっと待て。
恭葉「このセーラー服…どこから？」
桜「昨日、買っといたの…仕事の合間にね。
寸法は大体取れてたし後は買うだけだったから。
あ、それだけじゃ流石に寒いか…」
まだ春先だもんね、とか言いつつ全身鏡の隣にある箪笥の一番下を開け漁る母さんは1枚の紺色のスクールセーターを取り出した。
それを僕に着せる母さんは苦笑う。
桜「ぶかぶかだね…
それはもうちょっと大きくなったからにしようか」
恭葉「……いや…これでいいよ」
桜「そう？動きにくくない？」
恭葉「大丈夫」
桜「そっか…
さて！支度も出来た事だし並中に行っておいで。
並中生の不良共に負けるなよ」
ポン、と母さんが僕の頭に触れる。
その返答として僕は力強く一度だけ頷いた。
・・・
・
ザワザワーー。
AM9:00。
並中の体育館はとても騒めいていた。
並中に来てまず最初に向かったのは応接室。
そこで草壁と合流し体育館まで一緒に向かう。
体育館の入口で待機していると「委員長」と草壁の声が聞こえた。
直「準備が整いました！！いつでもいけます」
恭葉「…そう。なら行こうか」
この治安の悪い並中に終止符を。
そして僕が新たな秩序だと思い知らせてやる。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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西 - この方角に福があるはずです
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リボーン大好き - うひゃー…大分しばらくの間リアルが忙しくて見てなかったらすんごいところまですすんでるぅ…雲雀さん大丈夫多分馬鹿にはしてないよ(:^V^:) (2017年9月13日 8時) (
レス) id: d41cc77319 (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます！！そう言っていただけると幸いです！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 面白いですよ！！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - 面白い!!!!!更新頑張って！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
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