秋桜19 ページ19
父さんが帰ってきた翌日の昼下がり。
僕は自室で短くたたまれている仕込みトンファーを見つめていると『恭葉』とジオに名を呼ばれた。
母さんはお仕事のため、不在。
つまりこの家にいるのはソフィーと父さん、そして僕の三人。
ソフィーというのは母さんが雇った家政婦さんだ。
いや雇った…というより拾ったの方が正しいか。
なんかソフィー曰く母さんに命を救われたらしい。そこで家事しか何の取り柄もなかったソフィーを家政婦として招いたみたい。それは僕が生まれる前の事。
ソフィーは笑みを浮かべながらその時のことを話してくれた。
懐かしむように。
だけどどこか寂しそうだった。
さて話を戻そう。
恭葉「どうしたの？」
ｼﾞｵ『修業はどうするんだ？』
あ、そういやそーだね。
母さん監修の下、やってたからな…
でも母さんはお仕事に行っちゃったからやりたくてもできない。
あ、そうだ、恭。
父さんって強いの？
雲『弱い』
即答なんだ。
苦笑う僕に『なら』とジオは告げる。
ｼﾞｵ『オレが相手してやろうか？』
……え"。
恭葉「いやいやジオ小さいのに出来るの？」
ｼﾞｵ『問題ない』
問題ないって…、問題ありすぎでしょ。
口角がピクピクと引き攣るのがよくわかる。
オレンジ色の炎を額に灯すジオは恭を見た。
ｼﾞｵ『少し雲属性の炎を分けてくれないか？』
雲『なんで？』
ｼﾞｵ『やってみたいことがあるんだ』
すると恭は仕方なさそうにジオに人差し指を向ける。
その指を両手取るジオは瞳を閉じた。
…その次の瞬間。
ボウッ！！
大空属性の炎が一瞬膨張した。
それと共にジオの姿が大きく変わる。
一寸ほどだった背丈が男子中学生ぐらいの大きさになった。
それをただみていると『よし、成功だ』とジオは笑う。
恭葉「ジオ、今何したの？」
ｼﾞｵ『雲属性の特徴は知ってるよな？』
コクリと頷いた僕は�狒�殖�瓩氾�える。
ｼﾞｵ『その増殖と雲雀恭弥のもう一つの属性霧の構築を少し利用したんだ。
霧の構築を雲の増殖で炎を強める。
その時に大空で調和させながら。
まあ、有幻覚に似たような幻覚とでも思ってくれればいい』
雲『あなた、雲属性だけって言わなかった？』
ｼﾞｵ『最初はそうおもってたんだがお前が大空の属性を二つも持っているなんて知らなかったんだ。
念には念を…とりあえずこれで戦う事が出来る』
雲『おかげで疲れたんだけど』
息をつく恭に『すまないな』とジオは謝罪した。
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リボーン大好き - うひゃー…大分しばらくの間リアルが忙しくて見てなかったらすんごいところまですすんでるぅ…雲雀さん大丈夫多分馬鹿にはしてないよ(:^V^:) (2017年9月13日 8時) (
レス) id: d41cc77319 (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます！！そう言っていただけると幸いです！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 面白いですよ！！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - 面白い!!!!!更新頑張って！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
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