秋桜13 ページ13
恭葉「雲雀さん」
雲『何？』
恭葉「雨降ってるけど大丈夫？濡れない？」
雲『濡れた感覚はないから平気』
恭葉「……」
…感覚ないの？
クローム髑髏…否凪と会った数週間後の事。
季節は梅雨となった。
ザーザーと雨が降り傘に打たれている。
そんな降りしきる雨の中での幼稚園からの帰り道。
恭葉「……ん？」
僕は…いや僕達はとあるモノに目が止まる。
そこには蓮の葉を傘代わりにしている小さな人。
一寸法師と同じぐらいだろうか…
そんぐらいの大きさの小人は堂々と僕の目の前を横断しようとしている。
チラッと雲雀さんを見れば雲雀さんも同じく小人を見つめていた。
恭葉「雲雀さん…」
雲『恭葉、捕まえて』
恭葉「え"」
雲『虫あみなら持ってるから…』
い、いやいや…よくみてよ。
人だよ人…小さな人間。
虫あみなんかで捕まえちゃってもいいの？
と思いつつ雲雀さんが落とした虫あみを持つ。
殺すわけじゃないし…大丈夫…だよね？
何かあった場合は虫あみごと置いて逃げればいいし…
よし、と意気込む僕は傘を片手に虫あみを振るう。
？『うわっ！？』
油断したのか小人は見事虫あみによって捕らえられた。
？『い、いきなり何をするんだ！』
キッと睨んでくる小人。
その容姿に思わず目を疑った。
沢田綱吉のようなツンツンとした金髪。
夕日にも似た綺麗なオレンジ色の瞳。
そして極めつけは見覚えのあるマント。
間違いない…こいつは…
恭葉「初代ボンゴレファミリーボス…ジョット…」
ｼﾞｵ『！？』
目を見開く�祇い亘佑魘纏襪垢襦�
ｼﾞｵ『なぜ、オレの名前を…』
あ、やっちまった…どう説明しよう。
うーんと頭を悩ませていると『恭葉』と雲雀さんに名を呼ばれる。
雲『とりあえず今は家に帰ろう。話はそれからだ』
…それもそうだね。
このままここにいてもアレだし。
降り続けている雨空を見上げ小さく息を吐く。
虫あみを短くして傘の中へと�祇い鯑�れる。
いやぁ…虫あみが伸縮式でよかったよかった。
そして虫あみから�祇い鮟个係�に乗せる。
恭葉「家に着くまで僕の肩乗ってて。
あ、乗り心地が悪いならポケットの中にでも…」
ｼﾞｵ『いやこれでいいが…オレをどうするつもりだ？』
恭葉「…んーとりあえず説明する。
何故僕が貴方の名を知っているのか…とかのね。
それからは貴方がしたいことをすればいい」
再び僕は帰路につく。
その時、お互い無言だった。
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リボーン大好き - うひゃー…大分しばらくの間リアルが忙しくて見てなかったらすんごいところまですすんでるぅ…雲雀さん大丈夫多分馬鹿にはしてないよ(:^V^:) (2017年9月13日 8時) (
レス) id: d41cc77319 (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます！！そう言っていただけると幸いです！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 面白いですよ！！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - 面白い!!!!!更新頑張って！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
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