秋桜11 ページ11
沢田綱吉と遭遇した一週間ぐらい経ったとある日の昼下がり。
ここは並小公園。
並盛公園とは真逆の方向にある小さな公園だ。
そこで僕はベンチでグデりながら雲を眺めていた。
あ、あの雲…プリンみたい…
その隣はキャンディ、ケーキ、シュークリーム。
あ、シュークリームの雲が飛行機によってドーナツに変化した。
雲『空見てて楽しいの？』
…うん、とても。
宙にぷかぷか浮いてる雲雀さんにコクリと頷けばどこからか視線を感じる。
そちらを見れば紫色の瞳と髪をした少女が木陰からこちらをみていた……って、あ…隠れた。
確かあの子…ナッポー男の運命共同体の…
雲『クローム髑髏』
そう、クローム髑髏。
こちらをジッと見ててもつまらないと思うんだよね。
かと言ってこちらに来る様子はないし。
いやむしろ声をかけようかどうしようか迷ってるのかな？
……んなわけないか。
ジーッと木陰を見つめ息を吐く。
僕にある選択肢は3つ。
1.スルーする
2.話しかける
3.去る
あ、もしかしてベンチに座りたいけど僕がいるせいで座れないとか？
ならそれとも近くの砂場で遊びたいけど僕がいて遊べないとか？
…ねえ雲雀さん、僕ってそんなに怖いかな？
雲『君を怖いと思ったなら世界は滅亡するよ』
……なんで話が壮大になるの…？
まあ、いいや…
僕は立ち上がって去ろうとすれば
「あ、あの！！」と声をかけられた。
ふと振り返れば僕のハンカチを手に持ってるクロームがいる。
凪「こ、これ…落とし、た…よ」
恭葉「あぁ…ありがとう」
受け取ってポケットに突っ込むと…
「あの…」と目を左右を泳がせながら話しかけてくる。
あ、今度は俯いた。
地面に何かあるのかな。
……あ、普通の土の地面か。
？「さっき…空みて、た、けど…な、何かあった…の…？」
…あ、僕が空見てるの影から見てたんだ。
何も言わない僕に何を勘違いしたのか瞳を潤ませながら「あ、あの…ごめん、なさい…」と謝罪してきた。
恭葉「別に謝らなくていいよ。
…ほら、あの雲…ドーナツみたいじゃない？」
そう言って空を見上げドーナツ型の雲を指差せばつられるようにクロームも見上げる。
凪「あ、ほんとだ…」
恭葉「僕って何もなくても空を見る時があるんだよね。だって雲って面白くない？」
様々な形の雲。
ふわふわしてる雲。
雨を降らせたり…
太陽を隠したり…
嵐を起こしたり…
霧を発生させたり…
そう考えると雲って面白いと思う。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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リボーン大好き - うひゃー…大分しばらくの間リアルが忙しくて見てなかったらすんごいところまですすんでるぅ…雲雀さん大丈夫多分馬鹿にはしてないよ(:^V^:) (2017年9月13日 8時) (
レス) id: d41cc77319 (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - プリンさん» ありがとうございます！！そう言っていただけると幸いです！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
稔白ニャンコ(プロフ) - 恋歌さん» ありがとうございます！！頑張ります！！ (2017年7月18日 19時) (レス) id: 86cc88116a (このIDを非表示/違反報告)
プリン - 面白いですよ！！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
恋歌 - 面白い!!!!!更新頑張って！！！ (2017年7月16日 13時) (レス) id: f72f544e96 (このIDを非表示/違反報告)
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