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点滴を終え､先に会計を済ませてから俺は京本を背負った｡
そのまま外に出てタクシーに乗せ家まで送ってもらい､家の中までまた背負って入った｡
ソファーに降ろしタオルケットをかけ､髪を優しく撫でてから部屋へ向かった｡
それからキッチンに向かいスープを作り､その後は京本がいつ起きてもいいように側に居続けた｡
床に座りソファーに背を向け､時折様子を窺いつつ仕事の資料を読んでいると背中にピタッと張り付かれて顔を向けた｡
『...京本??』
『...ほくと｡』
『起こしちゃった??』
そう聞くと京本首を横に振った｡
『体調は??だいぶ､マシになった??』
『...ん｡』
そう答えて京本はぎゅっと抱きついてきて､俺は頬に唇を寄せて触れた｡
そして正面を向いて回されている手をポンポンと叩いた後､ぎゅっと握った｡
『...北斗｡』
『んー??』
『すき｡』
『...ふふ､急だな｡』
『だって､すきなんだもん｡』
『....もん､って｡』
そう言われて俺は微笑み､少し距離を作ってから振り向いた｡
見つめる先の京本はやっぱりいとおしい存在で､一秒を重ねていく幸せがそこにはある気がする｡
『京本｡』
『んー??』
『俺は愛してるけど??』
『...ふふ｡』
京本は微笑み､そんな京本を見て俺はいつものように幸せをたくさん感じた｡
それから二人で食事をして京本に薬を飲ませてから寝室に連れていき､眠るまでつかの間の落ち着いた時間を噛み締めた｡
京本が眠り一旦部屋を出て､シャワーを浴びた｡
それから少し明日の仕事の確認してから俺は戸締まりなどを確認してから電気を消した｡
リビングから寝室に足を進めてまっすぐベッドの中に入り､手を伸ばして髪を撫でた｡
それから額にキスをしてから腕を京本の頭の下に入れて､そのまま目を瞑った｡
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seri(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます｡今､外しました｡今回､外し忘れていたみたいです｡ (2019年9月16日 10時) (
レス) id: 3d0ba2a134 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい。違反だという意識はないんですか？ (2019年9月16日 10時) (レス) id: 6cf0053b79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：seri | 作成日時：2019年9月16日 9時
