ツンしゅん彼女。13 ページ14
準備やら開会式やらが終わり、競技が始まった。
100メートル走など、普通のどこの学校にでもある競技を、昼休みの放送独占権、学食の人気ナンバーワンメニュー優先券など、いろんなものをかけて戦っている。
...それだけじゃ終わらないのがうちの学校。
ふざけた競技も沢山ある。
例えば。
『リア充を潰す為の全力妨害〜！』
...実況楽しそうですね。うらた先輩。......じゃなくて。
その年のオリジナル競技、ってやつがあったりする。
今年の体育祭実行委員長はリア充爆発推進派の人間だったらしく、こんな全力でリア充破壊の競技を作っている。
リア充全員参加だってさ。
「あ！居た居た！A先輩！」
「お、どうしたまふ君。」
「どうした、じゃないですよー！先輩今呼び出しされてましたよ！」
「え、嘘だぁ。」
「嘘じゃないです！次のリア潰は、先輩もエントリーされてます！」
何故、私がぁ...？
「早くさかたんの所行って下さい！」
「ねぇちょっと待ってエントリーしたのって坂田？」
「いや？実行委員長ですよ？」
「ええええ.........。」
まふ君に、観客席からグラウンドに押し出される。嫌だ。人前に出たくない注目浴びたくないいい.........。
『よし！全員揃ったみたいです！ではこれから、絆の強さ対決を行いまーす！』
ノリノリすぎだようらた先輩。そんなにリア充潰したいのか。
『これから、お題が出されます！そのお題に対して相談無しで、相手とピッタリ答えを合わせる競技です！愛の...絆の強さが必要ですねぇっ！！』
「うっっっわぁぁ.........。」
周りがキャッキャウフフしているのなんて関係なしに、物凄く嫌な顔をする。
あほらしすぎて言葉が出ない。
こっそり逃げようかな、というちょっとした抵抗も虚しく、坂田に見つかる。
今日も相変わらず犬。
「A〜！どこ行ったんか心配してたんよ！？」
「知るか。リア充じゃないんだからさっさと退場するよあほの坂田君。」
「いや、無理。さっき実行委員長に言いに行ったんだけど、嘘つくなって言われてん。」
「......そらるさ、「そらるさんはリア充やろ？参加してるから無理。」...あ、そうだった。」
私と坂田がグダグダしているのにも関わらず、お題が出されペンとホワイトボードを渡される。
『お題は...、“デート中によく一緒に行く店”です！』
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まキュー - もうヤバイ。もう一回読みに来たらまた尊いしか叫べなくなった。そして、私は今も待ち続けるﾖｯ (2021年8月24日 20時) (
レス) id: 3f6815ec2f (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - いまだに待ち続けている忠犬ですどうも (2021年7月31日 23時) (レス) id: e7f1d7c7f6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント - なんか、感動とドキドキとときめきで涙出た……>< (2021年1月5日 18時) (レス) id: 74038fe2ca (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - 一気読みしました、はい← 更新停止中ですね…(´･ω･`)更新してほしいな〜なんて…(おこがましい←)でも、待ってますね！！！ (2020年6月4日 18時) (レス) id: 9cafc3556e (このIDを非表示/違反報告)
みねねん - すごくおもしろくて好きなので、最新するの待ってます！ (2020年1月3日 10時) (レス) id: 5e62c9508d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shino | 作成日時：2018年12月22日 12時
