君さえいれば････ 短編集

クリスマスの奇跡　小瀧望 ページ34

貴方side



P.M.7:00

はぁ〜。
外に出ればカップルばかり…


そうクリスマスだから


だいたいさ、クリスマスとかリア充イベントでしかないやんほぼ…


本当、嫌になるわ…………



友達も皆、彼氏がおるから
うちは、クリぼっち…


彼氏おらんのかって？
おるけど……会いたいなんて言えへん

だって彼氏は、
アイドルやから……

望からメールきてん
『ごめん
　 仕事で帰られへんねん……
　
　
　 でも、早よ終わらせて朝には帰るようにするわ
　
　 望』


あ〜あ。
しゃーないやんな……


でもな、すっっごい寂しいねん…
泣いたらアカンのに涙が溢れてくる…………


『なに泣いてんねん』

ふわっと包まれる
その感覚は、望みたいで…


A「ついに、おかしくなったんかな……」


望「ちゃうわ！アホ！A！」


向きが変わったと思えば、
唇に暖かい感触…


A「…の、ぞむ？なん、で？」


望「早よ終わらせる言うたやろ…どうせ、寂しくて泣いてる思て、急いで帰って来てん。」

A「望ーー！ありがとう！大好き！」


ギュッ


望「照れるやんけ//………なあ、A。来年のクリスマスは、もっと一緒いよな？」


A「絶対、やで？」


『おん』



寂しいクリスマスの予定は、
奇跡のおかげで最高のクリスマスにかわりました。。

貴方がもし、ジャニーズWESTのメンバーでお姉さん的存在だったら……→←ツンデレ………デレデレ　平野紫耀

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