鑑識課の女3【名探偵コナン】

緋色の序章 ページ5

Aは殺人未遂事件の捜査で杯戸小学校に来ていた。近所の公園で意識不明の重体で発見された女性がこの小学校の教師であり、学校で襲われた可能性があると言うのだ。
被害者の机を特殊なライトを使って調べている。


「！」


机の上を照らしたとき、ルミノール反応が出た。Aはすぐに目暮警部を呼んだ。


「目暮警部ありました！被害者の机の上から、ルミノール反応が！」
「やはり犯行現場はここだったか…」


目暮警部はルミノール反応が出ている机の上を見ながら言った。


「殴った凶器は？」
「どうやら犯人が持ち去ったようですね…」


机の周りにはそれらしき物は無かった。Aが机の下をライトで照らしながら答えた。


「それにしても、またコナン君と現場で会うなんてね。」


今まで遭遇した事件の黒幕は全てコナン君だったりして。と、笑えない冗談を言うAに、コナンは笑顔が引きつった。


「それに、また貴女に会えるとは、ジョディさん。」


今度英語の小説の読み方教えてください。と笑顔で言うAに、「喜んで教えるわよ！」とジョディはコナンとは反して笑顔で答えた。

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