酔っ払い4(※) ページ4
「え…?」
突然のことに反応が遅れた。降谷の背中がシーツに沈んだ。Aが体制を反転させたのだ。
「ふふ、公安のエースが脇があまいですよ。」
不敵な笑みを浮かべたAは降谷に跨ると降谷のワイシャツのボタンを外し、徐々に見える褐色の肌に口付けて行った。ブラウスが肩からはだけた状態で降谷の上に屈み込むAの姿の妖艶さに、降谷は思わず生唾を飲んだ。そんな降谷の状態を知ってか知らずかAは降谷の肌に舌を這わせては口付けるを繰り返し首筋からお臍あたりまで降りて来た。
いつもと攻守が逆なのも嬉しいが、降谷もそろそろ限界である。主張しすぎている中心が苦しくなってきた。
「はっ………A、そろそろ……」
お臍あたりにあるAの頭を退けて、そろそろ攻めに入ろうかと声をかけるが、全く反応がない。
「え………」
降谷の腹にかかる規則的な吐息に、降谷は絶望を感じた。
「ねてる……?」
Aは降谷の腹に頬を寄せて気持ちよさそうに寝ているではないか。降谷は半分起こした上半身をボスンと再びベットに沈めた。
「寝るか普通……」
しょうがない、彼女は今日日本酒を好きなほど飲んだのだ。寝ているスリーピングビューティを起こしてまで事に及ぶという鬼畜なことはしたくない。
「この熱をどうするか…」
自分の上で気持ちよさそうに寝息を立てるAの頭に手を乗せて、降谷は天井を仰いだ。
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chie(プロフ) - 毎回楽しく拝見させていただいています!続きも楽しみに待ってます! (2017年11月30日 0時) (レス) id: f0b8527a99 (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - かにのすけ。さん» ぉぉぉ!こういう降谷さん!!なんという嬉しい言葉!ありがとうございます!更新頑張ります! (2017年11月29日 22時) (レス) id: 558584540e (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - 藍莉さん» 更新を待っていてもらえて凄く嬉しいです!!ありがとうございます!安室さん、こんなに主人公にベタ惚れで大丈夫かなと書いてて思います笑 更新頑張ります!! (2017年11月29日 22時) (レス) id: 558584540e (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - 雨令さん» 安室さんはポアロのエロいお兄さんというイメージですからね笑 良かったと言っていただけて嬉しいですー! (2017年11月29日 22時) (レス) id: 558584540e (このIDを非表示/違反報告)
かにのすけ。(プロフ) - これです!!こういう降谷さんが見たかったんです!!続き待ってます!! (2017年11月28日 18時) (レス) id: 53a735ef35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ライス | 作成日時:2017年9月10日 16時