沖矢宅にて ページ14
コナンに半ば無理やり連れてこられてた沖矢宅のソファでAとコナンは寛いでいる、状態になっているのだが、寛いでいるのはコナンだけである。Aは居心地悪そうにキョロキョロと家の中を見渡す。ここは沖矢の所有の家ではなく高校生探偵の工藤新一宅らしい。すごい豪邸だ。
そこに沖矢がコーヒーを3カップお盆に乗せて持ってきた。
「はい、Aさん。コーヒーはミルクと砂糖いりますか？」
「ありがとうございます。ブラックで大丈夫です。」
「ボクも！」
「コナンくんも？コーヒーブラックで飲めるの？」
「う、うん！」
コナンはしまったという顔をしながら頷いた。
「今の小学生は我々の時代よりも大人なんですよ。」
「確かにそうですよねー。」
沖矢がさらっと助け舟を出し、Aが頷いたことでコナンはホッと息を吐いた。
「……『Aさん』？」
コナンがブラックコーヒーを飲むということに気を取られたが、沖矢は今自分のことを「Aさん」と呼ばなかったか？
「あぁ、すみません。せっかく同じ大学出身の同い年なので、お名前で呼びたいと思ったのですが、迷惑でしたか？」
「い、いえ！全然！迷惑とかそんな…！」
「名前で呼びたい」というストレートな言葉にAはボッと頬が熱くなるのを感じた。この感覚はすごく久しぶりな気がする。うん、沖矢さんがイケメンだからしかたない。
「では遠慮なくAさんとお呼びしますね。私のことも昴と呼んでいただいて構いませんよ。」
「では、昴、さん。」
「はい。」
ニッコリと返事をする沖矢にAはまた顔に熱が集まるのを感じた。「おいおい、俺もいるんだけど。」と半目で二人を見ていたコナンにAは気付かなかった。
「ね、ねえ！Aお姉さん！この前言ってた左足怪我したことあるってどうして？」
「え？」
「ボクも大きくなったらお巡りさんになりたくて、どうして怪我しちゃったのか知りたくて。」
今日Aを沖矢宅に招いたのはそれを聞くためだ。火事の事件の日、昴さんがわざわざ足のことを聞いたのは何かあるに違いない。コナンは探偵としての好奇心が抑えられなかった。
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風間 - アキさん» わざわざ突っ込む必要なくない？あなただってそうして 発砲 だとわかってるんだし。 (2022年8月11日 21時) (
レス) @page19 id: b391deb645 (このIDを非表示/違反報告)
アキ - 『かなりの至近距離での発泡』・・・炭酸？『発砲』では？ (2019年11月30日 18時) (レス) id: e7946caf9a (このIDを非表示/違反報告)
シイラ - 面白い！どんどん読めちゃいます！ (2018年7月30日 7時) (レス) id: 768ba98b2e (このIDを非表示/違反報告)
ふなっしー - ふなっしー (2018年7月30日 7時) (レス) id: 768ba98b2e (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - ういさん» はじめまして！この小説を見つけていただいてありがとうございます！執行されたらもう降谷さんから後戻りできないですよね笑 2周目！ありがたいです。何回読んでも読み応えのある作品が作れるように頑張ります！ (2018年7月17日 21時) (レス) id: 558584540e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライス
| 作成日時：2017年6月1日 15時
