女子高生たち2 ページ47
女子高生達は各々の飲み物を注文して、女子高生トークに入ると思いきや、体の向きはAの方を向いていた。何やら自分と話したそうな雰囲気を感じる。
そういえば、園子ちゃんが蘭ちゃんから私のことを聞いていたと言ってたな。
「園子ちゃん、蘭ちゃんから私のことはどんな風に？」
「鑑識の人でとっても綺麗な人がいて、その人は米花町に住んでて、ここポアロが行きつけの喫茶店だって。」
『綺麗な人』という単語にAは照れながら、この子達に飲み物を奢ってあげようかなどと考えていると、園子からとんでもない発言が出た。
「そんな鑑識のお姉さんを、昴さんと安室さんが取り合ってるって！！」
ぶっっっ
衝撃発言にAは食べてたカレーを吹き出しそうになった。3人の女子高生の顔は真剣である。蘭と世良が続ける。
「この前コナン君が誘拐されたときは昴さんと一緒に駆けつけたじゃないですか！」
「でも、合流した後は安室って奴にハグされてたよな？」
「「「どっちと付き合ってるの？」」」
女子高生の追求の迫力にAはタジタジである。
「いや…どっちとも付き合っていない…んですけど」
と、語尾が小さくなっていく。安室さんとはお友達の関係の設定でいくことになっているし、昴さんはただ単に面白半分で絡んでくるようなものだと思っている。
「イケメン2人から言い寄られててスルーだなんて！Aさん！悪女なの？！」
イヤー！という園子に、言い寄られてるのは安室だけだと返すと「それじゃあAさん的には安室さん寄りなの？」と、聞かれる。勘弁してくれと思いながらグラスの水を飲み干すと。蘭が何かを思い出したのか「あ！」と、声をあげた。
「そういえば、Aさんは忘れられない人がいて、恋人を作ってないって高木さんが言ってた気がする…」
高木サァァァン！！なんて個人情報を高校生に漏らしてるの！！！！！Aが笑顔を引きつらせてると。世良がオレンジジュースを飲みながら言った。
「そういう一途な人ってボク好きだなぁ。Aさんみたいな綺麗な人なら秀兄とビジュアル的にお似合いだと思うけど。」
「秀兄？」
「うん！ボクの兄貴なんだけどね、格好イイんだー。FBIでさ、頭が良くて運動も出来て、ビジュアルも良くて、そして射撃の腕前は誰にも負けないんだ！」
そのプロフィールにAは既知感を感じた。のを、知ってか知らずか世良は続けた。
「兄貴の名前、赤井秀一っていうんだ！」
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風間 - アキさん» わざわざ突っ込む必要なくない？あなただってそうして 発砲 だとわかってるんだし。 (2022年8月11日 21時) (
レス) @page19 id: b391deb645 (このIDを非表示/違反報告)
アキ - 『かなりの至近距離での発泡』・・・炭酸？『発砲』では？ (2019年11月30日 18時) (レス) id: e7946caf9a (このIDを非表示/違反報告)
シイラ - 面白い！どんどん読めちゃいます！ (2018年7月30日 7時) (レス) id: 768ba98b2e (このIDを非表示/違反報告)
ふなっしー - ふなっしー (2018年7月30日 7時) (レス) id: 768ba98b2e (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - ういさん» はじめまして！この小説を見つけていただいてありがとうございます！執行されたらもう降谷さんから後戻りできないですよね笑 2周目！ありがたいです。何回読んでも読み応えのある作品が作れるように頑張ります！ (2018年7月17日 21時) (レス) id: 558584540e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ライス
| 作成日時：2017年6月1日 15時
