女子高生たち ページ46
Aはポアロで軽食を取っていた。今日は降谷はポアロの勤務ではないため、Aは平和に梓と談笑しながら過ごしている。
「今日は安室さんがいないのでハムサンドが無くてごめんなさい。」
「全然良いですよ!わたしポアロのカレーも好きなんですよ。」
と、Aがよく煮込んで味が染みているカレーを美味しそうに食べる様を見て梓は「見ていて気持ちが良いです」と笑った。
そこに、蘭とその友達であろう女子高生2人が入店した。
「こんにちはー。あ!Aさん!」
蘭はAの姿を見つけると嬉しそうに駆け寄り、Aの座っている隣のテーブルに陣取った。
「こんにちは蘭ちゃん。今日はお友達と一緒なんだね。」
「はい!友人の、」
「わー!あなたが蘭が言ってた鑑識のお姉さんね!わたしは鈴木園子!この子は、世良真純さん!よろしくね!」
蘭が紹介しようとすると、カチューシャの女の子がズイっと出て自己紹介と他己紹介した。元気な子である。鈴木園子っていうと、
「もしかして鈴木財閥の?」
「そうよ!日本有数の財閥、鈴木財閥とはウチの事よ!」
と、胸を張る園子にAは苦笑する。自分で自分の家のことを自慢する子も珍しい。が、とても好感が持てる。財閥の器といったところだろうか。そして隣にいる世良真純という女の子は、
「真純ちゃんはコナン君の誘拐事件の時の…。ひとりでコナン君の居場所が分かったなんて凄いね。」
「そんな事簡単だったさ!ボクも探偵なんでね!」
と、ウインクする姿は中性的で魅力的だ。Aは「私はAAです。よろしくね。」と2人に自己紹介した。
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風間 - アキさん» わざわざ突っ込む必要なくない?あなただってそうして 発砲 だとわかってるんだし。 (2022年8月11日 21時) (レス) @page19 id: b391deb645 (このIDを非表示/違反報告)
アキ - 『かなりの至近距離での発泡』・・・炭酸?『発砲』では? (2019年11月30日 18時) (レス) id: e7946caf9a (このIDを非表示/違反報告)
シイラ - 面白い!どんどん読めちゃいます! (2018年7月30日 7時) (レス) id: 768ba98b2e (このIDを非表示/違反報告)
ふなっしー - ふなっしー (2018年7月30日 7時) (レス) id: 768ba98b2e (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - ういさん» はじめまして!この小説を見つけていただいてありがとうございます!執行されたらもう降谷さんから後戻りできないですよね笑 2周目!ありがたいです。何回読んでも読み応えのある作品が作れるように頑張ります! (2018年7月17日 21時) (レス) id: 558584540e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ライス | 作成日時:2017年6月1日 15時