君に恋して。【ヒプノシスマイク】

片思いしている夢主が敵ディビジョンの相手に告白されて悩んでいたら。（月華姫様リクエスト）【Buster Bros!!!】 ページ3

・友人設定です。()の中は告白された相手。


〜山田一郎の場合(碧棺左馬刻)〜

「最近何か悩んでるみたいだな。俺で良ければ、いつでも相談に乗るぞ？」
優しく声をかけてくれる彼に、今抱えている悩みを打ち明けることにした。
『実は、この間偶然左馬刻さんに会って...』
「...左馬刻だって？」
聞いたこともないような低い声を出す彼に驚いて、話すのを躊躇ってしまう。
「...いや、なんでもない。続けてくれ。」
そんな私の気持ちを察したのか、話を続けるよう促してくれる。
『暫くは普通に話してたんだけど、別れる間際に告白されて、どう返事をしたらいいのかわからなくて...。』
「そうだったのか。」
『うん...。』
「なあ、A。」
『どうしたの？一郎。』
「俺じゃ駄目か？」
いつになく真剣な彼の瞳から、逃れることは出来ない。


〜山田二郎の場合(入間銃兎)〜

「A、最近元気ないんだってな。」
心配そうな顔をして話しかけてくれる彼。
「何かあったなら、言ってくれ。」
柔らかく微笑む彼に、悩みを打ち明けることにした。
『実は銃兎さんに告白されて、どう返事をしたらいいかわからなくて...。』
ぽつり、と不安を零すと。
「...そっか。あの野郎、告白なんてしやがったのか。」
『私、どうしたらいいんだろう。』
「心配すんな。俺がいるだろ？」
ぐいっと体を引き寄せられて、彼の腕の中へ。
『じ、二郎...？』
突然のことに驚くと、
「どこにも行くな。俺がAを守ってやる。」
耳元で囁かれて、不覚にも心臓が高鳴る。
...もう、ただの友達だなんて思えないかも。


〜山田三郎の場合(毒島メイソン理鶯)〜

「Aさん、最近浮かない顔をしていることが多いと思うんですが、何かあったなら聞きますよ？」
優しく寄り添ってくれる彼に、全て話すことにした。
『この前、理鶯さんに告白されて、どう返事をしたらいいかわからなくて...。』
「そうだったんですか。それは大変ですね。」
『うん...。』
「Aさんはあの人のこと、好きなんですか？」
自分が貴女を好きでも、一番大事なのは貴女の気持ち。
好きだと言えば彼は身を引き、ひたすら応援してくれます。
『わからない。優しい人だなぁとは思ってたけど、恋愛対象として見たことがないから。』
そう言えば、
「そうですか。」と安堵したような声が返ってくる。
「じゃあ、きっぱり断った方が良いですね。」
『やっぱりそうだよね。ありがとう、三郎くん。』
今は友達だけど、いつかは。

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