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dt「あ、いた…って二人してなにしてるの」
と、そこへタイミングよく通りかかった涼太は私たちの状況を見て苦笑いした。
「亮平に捕まって抜け出せないの」
dt「ああ、そういうこと。ほらAが困ってるから離れてあげな」
ab「ええー、もうちょっとこうしてたいー」
dt「…亮平？照に言うよ？」
ab「待って！唐突な名前呼びはやばいって！心の準備がっ」
流石は刑事、ちょっと圧かけるだけで怖い…なんて思っている私の真横で両手を口元に当てて悶えている機械人形がいた。
亮平はちょっと涼太への愛が強い気がするけど、名前呼びで悶えるって、もうそれただの推しとファン…
dt「…A、俺これから佐久間を迎えに行ってくるから途中まで料理任せちゃってもいい？」
舘様ー！なんてやってる亮平をスルーした涼太は「これ今日作ろうと思っているメニュー」と私のタブレットにレシピを送信した。
「分かった。できる範囲でやっとく。行ってらっしゃい」
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作者名：あさい。 | 作成日時：2023年2月22日 2時
