沖田総悟の妹政府に誘拐されてブラック本丸に放り込まれました！！！！！

5話 ページ6

A「ッッ〜〜」

痛い！めちゃくちゃ痛い！

顔面にサッカー少年が本気で蹴ったボールが当たった時と同じぐらいに痛い！

おい、役人なに笑ってんだよ！お前今まで空気だったくせに！

近藤さんも笑いこらえてるし！折角柄じゃないことしたのに！

A「近藤さん！役人さんも笑わないでくだせィ！」

近藤「ふっ、あぁ、す、すまない、ふふ」

近藤さん笑い混じりに言われても、説得力ないです。

だからお妙さんに嫌われるんだよ。

役人「んん…ふっふふんん…ふっ」

役人いつまで笑ってんだよ！だから禿げてるんだよ！
まだふさふさだけど！

A「あ！役人さん私の荷物はどうなりますか？」

忘れてた真選組にある私の荷物どうするんだろう

結構大切な物とかあるんだよね

姉上から貰った簪とか、総悟から貰った猫のぬいぐるみとか

土方さんから貰ったマヨネーズのライターとか

近藤さんから貰ったファンシーなゴリラのキーホルダーとか

終兄さんから会話するために貰った可愛いノートとか

山崎さんから貰ったあんぱんとか

色んなものを貰ったな、本当は今浮かんだのより、もっと沢山貰ってるんだよな。全部私の大切な宝物

それと、猫のぬいぐるみが無いと安心して寝れないんだよね。

17歳だけど気にしない

役人「それに関しては心配ないです。もう荷物は運んでありますので」

運ばれてたんだ〜ならよかった

おい、まて、いつ運んだ

土方「近藤さん誰と話してるんだ」

近藤「お、トシ！今Aと話してるんだ。お前も話すか？」

お、私土方さんと話したい！色々聞きたいことがあるんだよ〜

土方「いい、遠慮しとく」

A「えぇー土方さん話しやしょうよーもうとうぶん会えないんですぜィ〜」

土方「俺よりも、話さなきゃいけない奴がいるだろ」

ん？誰だろ神楽ちゃん？それともお妙さん？

あ！月詠さんか！月詠さん美人で強くて憧れなんだよね〜

土方「今お前が考えてる奴らじゃねぇよ」

え！？違うの！？じゃあ他に誰がいるの？

沖田「近藤さん、土方さん誰と話しているんですかィ」

あぁ、こいつか…別に話したく無い訳じゃない

一番離れたくないから顔を見るだけで、涙が溢れそうだから最後まで見たくなかった

私の大好きな兄上

6話→←4話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す