STORY2 ページ3
Aside
『さて、お兄ちゃん何食べたい?』
キッチンに着いた私はエプロンを付けながら聞いた。
羽生『ん〜強いて言うならご飯が食べたいな』
冷蔵庫を開けながら兄が言った。
『和食ね、おっけー。』
羽生『あ、後プチトマトも』
『はいはい』
ご飯は昨日炊いたものが保温されているから大丈夫。塩鮭と卵焼きでいっか。
『お兄ちゃーん、卵2つとってー。あと、白だしと青のり。』
羽生『わかっ『あとしゃけ!!!』わかったよw』
苦笑しながら頼んだものを取ってくれる兄をみながら卵焼き器に油を引いていく。
羽生『はい、取ったよ。置いとくね。』
『うん、ありがと〜』
『あ、今日タコさんウィンナー作るの?』
卵をボールに割っている私にキッチンに偶然置いてあったウィンナーを見ていう。
『あー、食べたい?作ろっか?』
羽生『うん!作って作って!』
『じゃあ、作るね』
羽生『やったー!』
両手を上に上げてガッツポーズをしている兄を見ながら材料を入れ終わった卵液を焼いていく。
卵焼きは母や姉よりも上手く焼けるとおもう。
羽生『ふわ〜めっちゃいい匂い。 』
『A様が作る卵焼きは神に愛されてるからね』
羽生『兄にも愛されてるけどね』
『うんうん、そだねー←』
適当に返事をしながら卵焼きを食べやすい大きさに切っていく。
一切れ、兄の口に入れたら次の料理にとりかかる。
次はタコさんウィンナーで…
羽生『そう言えば、Aさ、鮭忘れてない?』
『…あっ、あぁあ!忘れてた!』
家にある塩鮭は並べて焼くだけだから、乱暴に袋を開けてグリルにならべて焼いていった。
『よし、セーフ』
『いや、全然セーフじゃないでしょw』
『細かい事は気にしない気にしない。』
そう言いながら包丁でウィンナーの足を切っていく。
4つ出来たらフライパンに油をひいて火が通るまでしっかり加熱する。
『んー…あれもいれちゃうか。』
切ってあるちくわとピーマンも一緒に入れて、塩コショウで味付けをする。ついでにゴマも入れて完成だ。
羽生『ピーマンかー、昌磨が嫌がりそうw』
『あの人はもっと野菜を食べないとダメだよ←』
羽生『A、辛辣だね〜w』
『ほんと?wあ、味噌汁よそってー』
羽生『はーい』
温めておいた味噌汁を兄に頼み、ご飯とおかずをさらに盛り付けし、リクエストのプチトマトをのっけて、完成だ。
『よそったらテーブルにもってきてー』
羽生『ここでいい?』
『うん!』
27人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もも | 作成日時:2018年4月27日 7時