実は土方十四郎の妹です。

人生の分かれ道 ページ9

武装警察真選組…

毎日江戸を守り屯所に住んでいる警察だ。

女人禁制で男しか居ない。

近藤は悩んでいた。

長年の友人であり弟のようなトシの頼みだ。

出来ることなら許可したい。

しかし、いきなりそんな真選組に女子が入ったら
どうなるか…

ましてや、いつも通りに過ごせるのか…

近藤は悩んでいた。

なかなか決まらないその時…

伊東)いいんじゃないですか？

近藤)！！！先生！！来てたんですか！？

伊東)あぁ。ついさっきな。なんだか騒がしかったので見てみたらいるはずのない女がいるからな。

伊東はAの方をみた。

伊東)君、土方君の妹だそうだね。

Aは、はい。(…インテリ系だな…)

伊東)私は伊藤鴨太郎だ。よろしく。

Aよろしくお願いします。

伊東)聞いていたら帰る場所がなくひとりだそうじゃないか。もし、よかったら真選組にはいったらどうかな？

Aほ、本当ですか…？！

近藤)先生！！大丈夫なんですか？！

伊東)上には私から話しておこう。君は…そうだな。



【第四番隊隊長に命じる】


伊東)これから頑張ってくれたまえ。A。

A承知しました。

伊東は少し笑顔を見せると｢それでは。急に話に入ってしまい悪かったね。私はもう帰るとしよう｣


沖田)用事は終わったんですかィ？

伊東)あぁ。帰る時に寄ったからな。それでは近藤さん。さようなら。沖田君と土方君も。

土方)…ちっ…

伊東は襖を開けて帰って行った。

近藤)じゃあ…！！配属も決まったわけだし早速真選組を案内するよ！！

沖田)俺が案内しやすぜィ。

近藤)お！そうか！じゃあ、よろしくな！！

Aお願いします。

沖田)それじゃあ、行きやすぜィ。

4人は真選組を案内しようとした。







伊東)土方A…。君の事は知っているからね…

活躍を楽しみにしているよ…

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