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葛葉side
ドクンッ_ドクンッ_
「はぁぁぁあ…」
心臓が熱い
全身が熱い
脳が麻酔薬を打たれたかのように麻痺している感覚
彼女の笑顔
彼女の香り
彼女の声
何もかもが俺を惑わせる
遠くで見る事しかできなかった存在が
今日、俺の隣で笑っていた
それだけでこんなにも舞い上がってしまう
あ、ハンカチ
彼女に返さないと
そう考えると同時に交換したばかりの連絡先を開き、また緩む頬
変じゃ…ないよな
ハンカチ
あしたかえす
たかがメッセージを送るだけでこんなにも緊張したことはあるだろうか
主人公うん
たかが二文字の返信でこんなにも嬉しいと思うことがあっただろうか
明日…
こんなにも次の日が待ち遠しく感じることがあっただろうか
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作者名:右京 | 作成日時:2024年3月20日 22時