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遥輝さんが連れて行ってくれたのは
すごくお洒落な個室のあるお店。




ワインが美味しいみたい。




「明日、私が2日酔いだったら
遥輝さんの所為ですからね!」




西川「それはあかん。笑」




でも結局2人でボトル1本空けてしまった。




西川「最近は海の向こうの男とは
連絡取ってるん?」



「へ、しょーへ?あいつは最近
全然連絡ない!女の子と遊んでるんやわ〜」





前は寂しい〜とか言ってよく連絡
してきてたのに。




「帰国子女でも捕まえたんかな〜」




あいつも男だから彼女の1人や2人
いてもおかしくないやん?





西川「なんや?あいつに女おったら
寂しいんか?まあ、日本の時は茉莉に
べったりやったもんな〜」





べったりって訳ではないけどよく
スタッフルームに遊びに来るし、
夜ご飯もよく食べてたなー。




「また帰ってきてくれるかなあ…」





西川「…ちょっと呑みすぎたか?帰るか。」





遥輝さんはスマートにお会計を
済まして店を出て大通りまで出ると
すぐにタクシーを捕まえてくれる。





「すいません、お疲れ様でした。」




西川「いや、今日は俺も乗るわ!
酔っ払いちゃんと送ったるわ。」




そう言って私の横に乗り、行き先は
私のマンションを告げる。





「すいません。何から何まで。」





意外と酔っ払ってるみたいで、頭では
財布を出そうとしても、その時には
すでに遥輝さんが支払い終えてる。

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作者名:凛々 | 作成日時:2019年8月18日 13時

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