仁の14 ページ15
A『駄目…、夕ご飯が食べれなくなっちゃう………』
鯰尾「うっ、確かに……」
鯰尾は修行に行く前、秋田や包丁、乱とお菓子の食べ過ぎで夕飯が食べられなくなり、一期や歌仙にこっぴどく叱られた。
骨喰「…じゃあ、歌仙や宗三に餅の売り出しのことは伝えておこう…」
骨喰はポケットからメモ帳を取り出し、書き込んでいた。彼は、物忘れ防止のために常に持ち歩いているんだとか。
??「あ〜んら、誰かと思えば…」
鯰尾「??」
A『……』
審神者たちの後ろから話しかけてきた…女?に反応する骨喰と鯰尾。審神者はその声に聞き覚えがあった。
骨喰「……誰だ」
綾女「始めましてかしら?私は綾女(あやめ)。そのこの子のお友達よん♡」
鯰尾「あ、主さん。こいつの知り合い?」
A『…演練でよくあう人…。ちなみに、女の人じゃないよ…』
鯰尾「………は?」
綾女(あやめ)というオカマは、元は着物売りの人だったらしいが、たまたま…女性の着物を仕立てていて、完成した着物を試着した事をきっかけに、そっちに目覚めてしまった。因みに、今は演練の受け付け(嬢?)をやっている。
綾女「久しぶりね、Aちゃん♪」
A『お世話に、なってます…』
綾女「あら〜♪いい子ね。それより、Aちゃん?貴方、今回の歴史改変任務に出陣してないんですって?」
A『……?聚楽亭の?』
審神者は首を傾げて、綾女に問う。すると、綾女は信じられないと言いたげな顔で審神者を見ていた。
綾女「ちっがうわよ!江戸が改変された任務よ!!」
A『……知らない。』
審神者は綾女が何の事を言っているか、分からなかった。ポカンとしている審神者に、鯰尾が助け船を出す。
鯰尾「ちょっと、待ってくださいよ!仮に、そんな任務があったとして…どうして、うちにその連絡が来てないんですか!?」
骨喰「……まさか、政府側がミスをしたのか?」
綾女「そんなはずはないわよ?だって、重要な連絡は審神者通信で知らせてると思うわよ?」
A『……その、任務はいつ?』
綾女「そうね〜?だいたい…1週間前かしら?」
鯰尾「1週間前!?」
1週間前……。ちょうど、あの池田屋の特殊な出陣があった日でもあり、鯰尾と骨喰が修行が帰還した日。
鯰尾「これは、急いで本丸に戻ったほうがよさそうだな…」
骨喰「……そうだな。主、戻ろう」
A『…うん。』
鯰尾「あ!綾女さん、情報ありがと!」
綾女「え、えぇ。気をつけてね!?」
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです!続きを待ってます!(*´ω`*) (2021年10月29日 15時) (レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
莉欄 - 江雪さんかっこいい!小夜ちゃん薬研たちもかっこいい!更新楽しみに待ってます。無理しないでくださいね。更新ありがとうございます (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8f4c661b3e (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 嬉しくてずっと待ってました!久しぶりで、更新してありがとうございます!また楽しんで読みます、精一杯で応援します!頑張って下さい!!(≧∀≦*) (2019年11月10日 6時) (レス) id: b053fedef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:編集ヘタくそマン | 作成日時:2019年11月9日 16時