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仁の13 ページ14

歌仙はおやつのどら焼きを審神者のテーブルにそっとおく。

A『ありがとう…』

歌仙「うん。上手くできたから、後で感想を聞かせてくれると嬉しいな♪」

歌仙曰く、小豆から菓子の作り方を習っていて、和菓子だけでなく洋菓子作りにも挑戦しているようだ。

歌仙「それで?体のほうは大丈夫かい?」

A『…うん。薬研と、ナースこんちゃんのおかげ…』

歌仙「そうかい…。あ、そういえば、二代目こんのすけのほうは?」

二代目こんのすけとは、初代こんのすけの息子(?)のこんのすけでまだ、体は小さく、他の本丸のこんのすけのように、言葉は話せず、『きゅ〜!』と鳴く。

A『まだ、言葉を話せてないよ…』

審神者の横でスヤスヤと眠っている二代目こんのすけを優しく撫でる。

歌仙「これは、教育が必要かな?」

A『ウン、ソウダネ…(棒」

歌仙があーしてこーしてとこんちゃんの教育方針を右から左へ流していると、廊下をばたばたと走る音がした。多分、二振りぐらいだろうか。

鯰尾「あっるじさ〜ん!!」

骨喰「主……」

鯰尾と骨喰(主に鯰尾)が襖を勢いよく開けた。

A『…びっくりした…』

歌仙「こら、鯰尾!廊下を走るのは雅じゃないよ!!」

鯰尾「わかってますって、それより、主さん!」

A『……?』

鯰尾「俺と骨喰と主さんで万屋行きましょうよ!たまには、外に出ないと♪」

審神者は、歌仙の方をちらっと見ると、歌仙は審神者の頭を優しくポンポンし。

歌仙「行っておいで、後は書類をまとめるだけだし。息抜きに散歩でもしておいで」

A『…うん』

審神者は歌仙にマフラーを巻いて貰い、寒くない格好で歌仙と手を繋ぎ、玄関へ向かう。

鯰尾「お!きたきた」

玄関には鯰尾と骨喰が防寒具とそれぞれのお財布を持って待っていた。

骨喰「………行ってくる。」

歌仙「夕方までには帰ってくるんだよ?」

A『…はーい』

歌仙は二振りと審神者を見送り、審神者の部屋に戻り書類をまとめにかかる。

鯰尾「うわ〜!もう、お正月の物売ってるよ!」

骨喰「……あっという間だな。」

A『……おもち』

鯰尾は審神者を肩車して、早くも正月の雰囲気が漂う万屋を見ていた。

骨喰「兄弟……落とすなよ?」

鯰尾「わかってる!主さん、しっかり捕まっててよ?」

A『うん…』

審神者は鯰尾の頭にぎゅっとしがみつく。万が一、落ちた時は後ろにいる骨喰がキャッチしてくれるらしい。

骨喰「主、餅の試食がある…」

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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです!続きを待ってます!(*´ω`*) (2021年10月29日 15時) (レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
莉欄 - 江雪さんかっこいい!小夜ちゃん薬研たちもかっこいい!更新楽しみに待ってます。無理しないでくださいね。更新ありがとうございます (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8f4c661b3e (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 嬉しくてずっと待ってました!久しぶりで、更新してありがとうございます!また楽しんで読みます、精一杯で応援します!頑張って下さい!!(≧∀≦*) (2019年11月10日 6時) (レス) id: b053fedef0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:編集ヘタくそマン | 作成日時:2019年11月9日 16時

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