【歌い手】吐息王子は依存注意【luz】 (ページ8)

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ライブ当日。

私と（人２）は最寄り駅で待ち合わせをして会場へと向かった。

今回行くライブはXYZというるすさんがオーガナイザーを務めているツアーのライブらしい。

そしてこのライブにはるすさん以外にも沢山の歌い手さんが出演するらしい。

その中に（人２）が推している歌い手さんもいるらしい。

Zeppに無事到着し、私たちは物販でグッズを購入した。

私はＴシャツ、タオル、ペンライト、リストバンド、アクリルキーホルダーを購入した。

お目当てのものを買えた私たちは開場時間まで近くの喫茶店で時間を潰すことにした。

（人２）「もう少しだよ！！めちゃくちゃ楽しみだね！！どうしよう！！」

『とりあえず一回落ち着いて・・・？？ライブ初めてだからいろいろ教えてよ！』

出演者、ライブでのノリ方等を（人２）に教えてもらった。

そうこうしているうちに時間が経ち会場へ向かうことにした。

整理番号順に並び自分たちの番号が回ってくるのを待った。

待っている時間はどんなライブなのかドキドキして落ち着かなかった。

会場に入場後開円までの時間はあっという間に過ぎいよいよライブが始まる・・・

照明が消え歓声が響き渡る

バッ！！！

ステージにスポットライトが照らされ
人影が浮かび上がる

～～～～～♪

ライブが始まった

そこからの記憶は正直あまり覚えていなかった。

迫力に圧倒されついていくだけで精一杯だった。

でも一つだけはっきり覚えていることは

るすさんがとてもかっこよくてキラキラしていて

言葉に言い表せない何かに魅了されてしまったこと。

ライブ終了後、

（人２）「やっばい！！めちゃくちゃ楽しかったああああ！！！Aは？！どうだった！！！」

『・・・・・・・・・・・・』

（人２）「A？？おーい、聞こえてる？？」

『！！！！！ごめん！！なに？？！』

（人２）「ははーん。ふーん。。ﾆﾔﾆﾔ」

『な、なに・・・』

（人２）「さては・・・惚れたな？落ちたな？」

『・・・・・・うん。やられた。』

正直に認めて話した。

その夜、（人２）に質問攻めされ寝ることを許されなかったのは言うまでもない。

次の日の朝、私たちは駅まで一緒に行きそこで別れた。