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カランカラン
俺は伸びた髪を整えるべく、黒木の知り合いが経営している美容室に行った
だいぶ伸びた俺の(黒木よりちょっと短いくらいの髪の長さで、毛先が不揃いな)髪を見かねたのかその知り合い(野沢さんというらしい)の電話番号と、店の住所を渡された。
黒木曰く、「整えてくれって言えば似合う髪型にしてくれる」らしいのでそのとおりに注文する
そうしたら、「オッケー👌」と返ってきたのでこういう注文にはなれてるのか..と少しばかり感心した
数十分後、「は〜い、完成で〜す」
その声を聞き、目を開けた。どうやら寝ていたらしい。少しばかりまぶたが重い
2、3回瞬きをして、ゆっくりと顔をあげる。
鏡に写った自分を見て思わず目を見張った。
若武くらいの髪の長さにカットされて、前髪は姫カット(?)で、片耳に髪を引っ掛けている自分が映った。
目を見開いてしばらくフリーズした
以前までは母親に半ば引きずられるように髪を切りに行っていたので、オーダーはずべて母親が済ましていた。
だから必然的に前みたいな髪型になると思いこんでいたが、イメージと随分離れていたので少々ばかり脳が混乱したらしい。
野沢「おーい、大丈夫か?」
固まっている俺を不思議に思ったのかそんな声をかけられてハッとする
『すみません。イメージしていた姿とあまりにもかけ離れていたので、つい驚いただけです』
先程思ったことを素直に伝えると、野沢さんは納得したようにうなずき、笑顔で言った。
野沢「あいつに言われたんだ。可愛く仕上げろ、ってね(笑)でもまぁ、似合ってるよ〜俺が言うのも何だけどさ」
そう言って立ち上がり、会計はいいぜ〜なんせあいつのダチだしな
といった。
先程から言っている“あいつ”とは黒木のことだろうか。
しかしだからといって金を払わないわけにはいかない。
『いいえ、いくら何でも、ただでは帰ることはできないので、払わせてもらいます。』
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月(ユエ)(プロフ) - コメントありがとうございます!(´▽｀)頑張ります(ง •̀_•́)ง (5月3日 11時) (
レス) id: 554e8a3ec4 (このIDを非表示/違反報告)
ななな - とても面白いです！これからも頑張ってください！ (4月28日 21時) (レス) id: ba3ce2e0da (このIDを非表示/違反報告)
月(ユエ)(プロフ) - ありがとうございますm(_ _)mコメントもすごく嬉しいです!更新は別の作品と同時進行している関係で遅くなる可能性がありますが、必ず1日2話以上は進めたいと思ってます！ (2022年8月15日 4時) (レス) id: bcbc1ffbb8 (このIDを非表示/違反報告)
🦋蝶🦋 - 続き待ってます！頑張ってください！ (2022年8月14日 23時) (レス) @page13 id: 3eafda619c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月(ユエ) | 作成日時：2022年8月4日 22時
