合コンに行ったら彼氏と遭遇した。【呪術廻戦】【名探偵コナン】

18話 ページ18

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こーゆー時に頭がうまく働かない。まあ、どうやったって嘘に嘘を重ねることになるのだから、バレた時にそっちの方がまた面倒臭いことになるだろう。
だとしてもここで死にたくない。社畜ライフはお断りだ。




「安室さん？どうかしたの？」


「実はね、」





まってまって、言っちゃうの安室さん！？





「このお姉さんは合コ「あー！！！！」





「…むろさん！！ちょっっといいですか？？」






安室さんが皆んなの前で爆弾発言をするところだった…危ない危ない。案の定、ポカーンと口を開いている子供達。コナン君とあいちゃんは頬をひくつかせている。
…今思うと恥ずかしくなってきた。

ハッと意識を戻したのか、コナン君が私と安室さんを訝しげに見始めた。特に安室さんをものすごく怖い顔で見つめている。あれ、コナン君？可愛い可愛いコナン君はどこいった？




「…えぇ、構いませんよ。彼女のお願いですから」








「「えぇ？！？！彼女？！？！？！？！」」


「…チッ」





店内に響く驚いた声、そんな中聞こえた微かな舌打ちがコナン君から聞こえたけど気のせいかな。気のせいだと思いたい。安室さんは照れたような表情をしながら満足気にこちらを見ている。まさに、「してやったり」と言うような。


あーあ、どうしよう。





「違っっっっくはないけど。そのことについても話さなきゃいけなくてですね…」


「なんだ？！別れ話か！」


「元太君、そう言うことは言っちゃダメです！」


「お、正解だよ元太君」







「「え？？？？？？？」」


「っしゃ」






相変わらず反応は様々だ。
安室さんに話さなければならないのは2つ。一つ目はまあ、別れ話だけど…そもそも仕事の関係上で付き合ったんだからおかしくはない。二つ目は年齢詐称のこと。これはどうやって言い逃れしようか……。


うーむと頭を悩ませていると、「ほーお」と言う血を這うようなドス黒い声が聞こえた。





「別れ話、ですか。随分と強気なようで？」


「そもそも私たち、政略お付き合いみたいなモンじゃないですか。仕事上仕方なかったとお互い理解したはずでしょう」


「おや、高校生なのに仕事、ですか？」






やっべどうしよう。
コナン君には親が転勤族だって言っちゃったから、下手なことは言えないし……あー、バイトにしては怪しすぎるしな。

あれ詰み？






「おーいA、いる？」

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