Elwesyの葉は知っている〜２〜 (ページ7)

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53話　〜仲直り作戦〜ページ7

立花side

す、すごい...

Aちゃんのチームは、次々とゴールにボールを入れている

得点番の数字がどんどん動いていく

ホイッスルの音と共に休憩が始まった

今ならAちゃんと話せるかも

「ねえ、忍、小塚くん」

小「どうしたの？」

「今ならAちゃんに話しかけることが出来るんじゃない？」

七「休憩室内だと嫌がりそうだから、外に呼びだすか？」

小「そうだね、美門にメール送るよ」

......

美門side

美「若武、今小塚からメール来たんだけど」

上「何のメールだ？」

美「Aと話がしたいから、外に呼び出して欲しいっだって」

俺は黒木の方を見た

黒木、お前こういうの得意だろ？

黒「美門、何で俺の方見るのかな？」

美「え？黒木は対人のエキスパートでしょ？」

黒「分かったよ。それより若武、どうしてそんなに元気がないんだ？」

若「なぁんでメールは俺の所じゃないんだぁ〜！リーダーだぞぉ〜！」

上「美門のほうがしっかりしているからだろ」

若「何だと？」

黒「...ここは休憩室だぞ？」

若＆上『すみませんでした！/悪い...』

黒「じゃあ、お前たちは先に外に出ていてくれ」

美「了解！」

こういって、俺は若武達と外に出ようとした

いや、逃げようとした

なのに...

黒「美門は一緒に来て？」

美「え〜？」

ああ、めんどくさ〜

黒木は怖いからな〜

仕方なく後について行った

Aは自販機でポカリを買ったところだった

A「何のようかしら？このポカリはあげないわよ？」

黒「ちょっと話したから、一緒に外に来てくれないか？」

A「断ったら？」

黒「泣く」

え？

何言ってんだ？黒木？

お前、泣くのか？てか、泣けるのか？

A「貴方が？」

黒「いや、アーヤが」

A「はあ、分かったわ。行けばいいんでしょ、行けば」

びっくりした...

なんだ、アーヤか

確かに、泣いてしまうかも...？(←アーヤ「私はそんなに泣きません！」)