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数時間後。
私は入隊試験会場である、お館様の私有地の森林へ来ていた。
「それでは、風雷Aの入隊試験を始めます。
ルールを確認します。
壱、呼吸を使わない
弐、この森から出ない
参、木刀以外の攻撃も可
ただし、個性や爆弾などは不可です。
１時間失神せずに終えられれば、試験合格となります。
失神した場合は、不合格となります。
審判は私、胡蝶しのぶが務めます。
それでは、両者構えて下さい」
木刀を構える。
正面で同じように構えているのは兄だ。
「手加減はしねぇからなァ」
『望むところ』
「準備はいいようですね。
始めッ」
力強い踏み込みの音が森に響く。
何も知らぬ者が見れば、消えたように見えるだろう。
木刀がぶつかり合う。
一瞬睨み合い、また離れる。
凄まじい殺気。空気がビリビリと震えている。
兄さんの姿が視界から消える。
速いッ
「おいおい……鍛錬が足りてねェんじゃねえか？」
背後を取られる。
振り下ろされる木刀を避け、躊躇なく首を目指す。
兄さんはそれを後ろにのけ反って躱す。
だが額が切れた。
再び睨み合う。
先に動いたのは、兄さん。
今度は追える。
刀の軌道を予測し、先回りして背後へ回る。
次こそ
『ッぐ………！』
「手加減はしねぇって言ったからなァ？」
背後を取られたのに気づかれ、回し蹴りで脇腹を蹴られる。
軽く吹っ飛んだ。
『ゲホっ……ゲホッ…』
口を拭う。
『……じゃあ、こっちも行くよ』
兄さんが少し身構える。
足に空気を溜め、爆発させる。
一気に距離を詰め、兄さんの腹に膝蹴りを入れる。
空中へ吹っ飛ばし、次いで私も跳び上がる。
「(自分の
空中なら、私の方が強い。
一瞬目が合う。
木の枝に一度着地し、揺れた反動で飛び出す。
木刀を脇腹へ叩き込む。
『さっきのお返し』
しっかり受け身を取られた……
もう少し速くないと駄目か。
_________________
この人たち１秒１秒が長い……
ので、かなり省略します(許してください)！
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羽鶴(プロフ) - 柱の皆だーーー!!!!! (2022年8月1日 23時) (
レス) @page2 id: fcd2bda98b (このIDを非表示/違反報告)
しぐれ - 真昼さん» すみません、まだ作ってないですね…（汗）多分夏休みあたりには作ると思います。多分。 (2022年6月27日 20時) (レス) @page49 id: 2bbabfbdd8 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - ヒロアカ×呪術廻戦（轟妹）はもう書いていますか？ 書いていたら、題名教えてください！ (2022年6月24日 15時) (レス) @page24 id: 2308cf2dd0 (このIDを非表示/違反報告)
しぐれ - あんみつすむーじーさん» ありがとうございます！ツンデレ！良い！はい！更新頑張ります！ (2022年4月15日 20時) (レス) @page17 id: 2bbabfbdd8 (このIDを非表示/違反報告)
あんみつすむーじー(プロフ) - 夢主ち"ゃ"ん"か"わ"い"い"ね"ぇ" 好きだわお嫁にください((((冗談です (2022年4月15日 20時) (レス) @page17 id: 61f5df45e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぐれ | 作成日時：2022年4月2日 16時
