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私は電話が終わった今でもただただ茫然としていた。
「アーヤ、どうしたの」
後ろから翼の動揺した声が聞こえた。
「今砂原から電話があって、小春はうまくいけば一週間後に帰ってくるって」
大好きっていってと言われたことは言わなかった。
説明すると翼は何度か小刻みにうなずいた。
「よかったね。後はここのお坊ちゃまと、小塚だけだな」
うん。そうだね。でも、どこにいるんだろうか。
翼はそう言いながら笑っていた。
良かった。さっきのこと気にしていなくて。
だけど、やっぱりきちんと謝ろう。
いつ、どこで、どうやって謝ろうか
考えていると私は翼と同じダンサーをしていることに気付いた。
それを口実に謝ろう。
まず、一緒にダンスを考えてくれないかと頼む。
そこで、お互いに許せる関係になっていくかもしれないが謝る。
完璧！
よし、今誘おう。
「あのさ。私、ダンサーしてるんだ。まえに言わなかったけれど」
すると、翼はあぁそのことかといった顔になった。
「黒木から聞いた。聞いたときすっごいびっくりした。アーヤってそういうイメージ全然なくて。」
黒木君…
「もしかしたら、俺がダンサーしてるって言ったから、ほかのやつらの前でも言わなかったのかな
って思った。」
ごめん。その通りです。
「で、どうしたの。なんか話があるみたいだけど？」
慌てて自分の目的を思い出した。
ダンスを一緒に考えてほしいことを言うと、すぐにOKしてくれた。
だけど、翼はこれから少しやりたいことがあるみたいだから明日やることになった。
少しだけ緊張するけど、楽しみ！
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赤色リトマス紙 - ありがと (2021年3月28日 17時) (
レス) id: 15040b8572 (このIDを非表示/違反報告)
青色リトマス紙 - 小説用メモをご覧ください。赤色リトマス紙 (2021年3月27日 10時) (レス) id: 1e603ecb86 (このIDを非表示/違反報告)
莉紗 - 冬馬さん» コメントありがとうございます。本当にうれしいです。これからも頑張ります。 (2021年2月13日 13時) (レス) id: 8192333466 (このIDを非表示/違反報告)
冬馬 - 恋愛的な意味でもミステリアスな意味でもドキドキが止まらないです！！更新待ってます！！ (2021年2月13日 13時) (レス) id: 8f09db79aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リトマスズ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/kznituite/
作成日時：2021年2月4日 16時
