検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:5,652 hit

1話目 ページ2

アーヤside
「まりちゃん、大変!」

「今日転校生来るんだってー!」

え!

私が朝の準備をしていると、佐田派の女子が教室に飛び込んでくるなりそう叫んだ。

「おい。席につけー。」

でも、生徒たちは聞く耳を持たない。

特に佐田派の女子。

翼の号令。わぁ、流石に佐田派の女子たちも言うこと聞くんだ。

さっすが!翼。

「じゃあ、転校生を紹介するぞー。」

きたっ!!

がらがらっ

「藤宮Aです。ロンドンから来ました。よろしくお願いします。」

わっ!!美少女!?

「やばっ!あいつ、可愛くね?」

私の後ろで兵藤くんが囁く。

なーんて、時。

佐田さんが場違いな質問をしたの…

「はいっ!Aちゃんに質問!!彼氏、いる??」

んーと少し考え込む藤宮さん。何もかもが可愛すぎる。

「えーっと。今は居ないかな??あ!募集中だよっ!」

そう言って微笑む藤宮さん。

おぉ〜。男子のざわめき。

ぱんぱんっ。

薫先生が手を叩く。

「じゃあ、藤宮の席は兵藤の隣な。困ったことがあったら、ルーム長の美門に聞くといい。」

何でも聞いてねとウインクする翼。それに微笑み返す藤宮さん。うわぁ。絵になる光景。

私の後ろでガッツポーズする兵藤くん。

ってことは…

私が一番近くの女子ってこと!?

うわーん。最悪。佐田さんたちに何を言われるのか…

その日は一日中騒がしかった。皆が藤宮さんの近くに集まるもんだから、藤宮さん大変そうだった…

そんなこんなして、学校が終わると、私は秀明に急いだ。

今日は集合がかかったからだ。何の用だろ。

受付の前を通りすぎようとしたら、

「あ!立花さん!!」

えっ?私…?

振り向くと藤宮さんがいた。

何でだろ?

「ふ、藤宮さん?何でここに?」

「私、転校してくる前は秀明のロンドン支部にいたの。自慢じゃないけど、数学以外は1位だったの。」

そう言って微笑む藤宮さん。うーん。やっぱり可愛い。

「おい、アーヤ!何してんだよ。ってか、その女、誰だよっ!」

そう、一気に言って藤宮さんを見た若武。あれ?硬直ですか??笑笑 めっちゃ固まってるし。そりゃまぁこんな美少女ですもん。当たり前な反応だよね。笑笑

あれ?若武だけじゃない。皆目を見開いている。

でも、皆の気持ちわかるよ。だってこんな美少女だもん。

「若武。みんな。あのね、この子は藤宮Aさん。今日、浜田に転入してきたの。部活は…えっと、」

「浜田には水泳部ないから、部活はしないことにしたんです。

3→←せってーい♡



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
12人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

nana0522homa022(プロフ) - 良かったです、続き、よろしくお願いしますm(._.)m (2018年8月20日 19時) (レス) id: 4a4f2312bb (このIDを非表示/違反報告)
作者です - うれしー!はると合作!! (2018年7月20日 22時) (レス) id: 02f5b87285 (このIDを非表示/違反報告)
ひなたぼっこ - とっっっっても面白いです!更新頑張って!! (2018年4月14日 0時) (レス) id: f517a2954f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:のの♪なの | 作成日時:2017年12月6日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。