探偵チームkz事件ノート〈貸し切りプールは知っている〉

貸し切りプールは知っている20 ページ22

小塚

立花「フフッ、ありがとう。でも嬉しいな。小塚君と黒木君が、そんなに私の事を気にしてくれていたなんて…」

黒木「フフッ、当たり前ですよ。姫の事ですから」

黒木って、よくそんなこと言えるよなー。
僕も言ってみたい。

立花「どうしたの？小塚君？」

小塚「いや。何でもないよ。」

アーヤの事を、お姫様って言いたいなんて、死んでも言えない


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若武「小塚どこまで行くつもりだ」

小塚「えっ？」

本当だ。
もうすぐで、目的のお店を通りすぎるところだった。
考え事してたから、気づかなかったな。
アーヤも笑ってるし、ここは、笑っておこう

小塚「ごめんごめん。考え事してたから、気づかなかったんだ。」

立花「考え事ってなぁに？｣

うっ、…アーヤには、言えないことだよ

小塚「何でもないよ」

美門「もしかして、アーヤの水着姿かー」

小塚「ちっ違うよ」

美門「動揺してるってことは、図星か？」

小塚「だから違うって」

立花「もうやめてあげなよ翼。小塚君、困ってるでしょ。言いたくないことは、無理に言わせない方がいいよ」

美門「…アーヤがそう言うなら」

アーヤ…そんなふうに考えてたんだ。←男子全員の気持ち

立花「さっ、行こ行こ」

小塚「うっ、うん。」

アーヤが僕の手を引いてお店の中に入った。皆『はっ』としてすぐに入ってきた。
それで、それぞれ、アーヤに似合いそうな水着を選んで、アーヤに決めてもらうことになった。

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