あ、そうだった。 リク みろろ♪くろろ♪様 ページ23
あ、あれは‥‥‥
視線の先にはコホコホと辛そうに咳をしている黒い外套に身を包んだ男の子。
そう、あれｈ
『ぅぐっ‥‥‥苦しい‥からっ』
突然黒い外套は黒獣となり私の腹部を食い込みそうな力で締め床から足を離す。
「貴様は誰だ。」
『エリスの、‥遊び相手ちゃんでーす‥‥‥』
と、答えると怪訝な目をし乍らも締め付ける力が少し緩んだ。
『本当だか、らね。放してよ。』
然し、緩くなったとはいえ動く事は出来ない。
『太宰に見られていいの？芥川龍之介君。』
太宰の名を出した瞬間に変わる龍の表情‥‥厭、雰囲気。
「何故、太宰さんの名を『『毎日会ってるよ！！』」
低くなった声は‥‥云わずもがな綺麗に決まっている。
『二日に一回家に泊めてもらってるもんね！！』
此処迄云えば放してくれるだろうと思って云った台詞。
‥‥‥後に気付いた。
腹部に巻き付いていた黒獣は一瞬で戻り、私は床に跪く。
床に目を向けていても視界に入って来た龍の足。
綺麗だな‥‥ ってそんな場合じゃない！！
恐る恐る顔を上げると矢張り其処には‥‥‥
刹那、龍はカクッと膝を折り、床に附いてしまった。
龍は狂った殺気を存在させ乍らも、苦痛に顔を歪めている。
『如何した！？大丈夫か？』
口調が変わったとか云わないで、偶にある事だから。
龍の横に附いた今の私に怖いや――の様な感情はない。
「僕に近付くな。」
『厭々、近付いてきたのは龍だから！』
正論をぶつけられた龍は黙り、聞き取りやすくなった荒い息。
此処で一つ思い出した。
‥‥‥ 【 龍って‥‥‥ 【 吸血鬼 】 だったよね。】
『一寸来て。』
抵抗する龍に力等存在せず、無理矢理立たせ、近くの部屋に入った。
椅子に座らせて、私は自分の服の釦を二つ外す。
「貴様、何をする気だ。」
そして、龍の前に行って膝を床についた。
『早く飲みなさい。』
「何 『『早く。良い？口切って無理矢理飲ませちゃうよ？」
口移し発言をした後に恥ずかしくなったが、今そんな事は如何でもいい。
龍には血が足りてない。
耳まで真っ赤になった龍はおずおずと私の肩に手を置き、口を首筋に付けた。
ガブッ と力一杯噛んだ様子から相当我慢していたようだ。
この後、
ひ‥‥ひぐっちゃん！→← 猫耳夢主 リク 楓歌 （少し加えました〜）
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月12日 12時) (
レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - 七海の狐さん» 有難うございます♪可愛いと云って頂けて嬉しいです(*´▽｀*) (2018年11月26日 17時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
七海の狐(プロフ) - ……めっちゃ良かったです……可愛かったですありがとうございます(｀･ω･´)あと、完結おめでとうございます！！ (2018年11月26日 9時) (レス) id: 387999ad37 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - 莉々さん» えｒいですね〜ｗｗリクエスト有難うございました♪次回作でも宜しくお願いします！チャットにならない様に返信不要です♪ (2018年11月16日 17時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
莉々 - 月瀬ゆうめさん» 続きありがとうございますぅぅぅぅぅ！太宰さんめっちゃえr（（殴もうすごい良かったです！（語彙力）ありがとうございます！ (2018年11月12日 17時) (レス) id: a7ec830862 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬ゆうめ
| 作成日時：2018年8月18日 15時
