き・・・・昨日のは・・・・ ページ16
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『おはよ〜♪』
「はよ。」
中也を見るも、何時も通り。
『良かった。』
「ンだよ。何かあったのか？」
何も無かったよ。 と云うけれど、中也は訝しげな目を私に向けたまま。
「‥‥‥‥まぁいい。青鯖は？」
『んー‥‥‥‥‥‥‥寄る処があるとか云ってた。』
太宰に纏わる単語が出てきて動揺しそうになるのをぐっと堪え、
平静を装う。
『じゃ、行こ。』
「嗚呼。」
二人で森さんの執務室を目指して
良かった。何とか誤魔化せ
「何があった。」
て無かった‥‥‥‥‥‥‥。
『何も無いよ。』
ジリジリと中也が近付いて来るのに合わせてそう広くはない昇降機の中で退く。
「何があったんだ？」
トンッ ))と直ぐ壁に背が付いた。
『な‥‥‥‥何もないって。』
「っは‥‥‥‥‥嘘だな。」
隠し通すこと無理じゃね？
今何階に居るかちらっと見ると、未だ八階。
逃げる場は無い。
そんな事を考えている間に中也は目の前に居た。
静かに私の顔の横に手を置かれる。
「もう一度聞く。何があった。‥‥‥‥‥‥‥ンや。」
【 何をされた。 】
本当に相棒って凄いですね。
其処迄分かるんですね。(;´д｀)トホホ
無言で俯いていると、中也に顎を掬われて目線を合わせられる。
「こういう事かァ？」
そう云われた次の瞬間。
私の前には目を閉じた中也。
そして、其の中也の顔との距離は 零 。
唇に触れた柔らかい感触は直ぐに離れた。
「‥‥‥‥‥顔真っ赤だぜ？」
『うっ‥‥‥‥‥‥‥云わないで。』
両手で顔を隠していると、 耳まで真っ赤だと意味ないンだよ と云われ、
顔から手を剥がされ、
其の儘、両手はお腹の前で片手で纏められてしまう。
「図星か。」
その問いに否定も肯定も出来ずにいると、
手を解放された。
そして又、顎を掬われて接吻された。
‥‥‥‥‥‥‥ 勿論 唇 に。
「上書きだ。」
何て云って口に弧を描いた中也は見た事が無い程色気を漂わせていて、
其れに暫く見惚れていた。
チーン ))
『あ、ありがとっ！ 此処で大丈夫！！』
最上階に着いた昇降機の扉が完全に開くのを待たずに降り、
正面の執務室に全速力で向かった。
「‥‥‥堕としてやるよ。」
扉が閉まる時、走る背中に向かって男はそう云った。
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (11月12日 12時) (
レス) id: 7de4ffbd52 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - 七海の狐さん» 有難うございます♪可愛いと云って頂けて嬉しいです(*´▽｀*) (2018年11月26日 17時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
七海の狐(プロフ) - ……めっちゃ良かったです……可愛かったですありがとうございます(｀･ω･´)あと、完結おめでとうございます！！ (2018年11月26日 9時) (レス) id: 387999ad37 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - 莉々さん» えｒいですね〜ｗｗリクエスト有難うございました♪次回作でも宜しくお願いします！チャットにならない様に返信不要です♪ (2018年11月16日 17時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
莉々 - 月瀬ゆうめさん» 続きありがとうございますぅぅぅぅぅ！太宰さんめっちゃえr（（殴もうすごい良かったです！（語彙力）ありがとうございます！ (2018年11月12日 17時) (レス) id: a7ec830862 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬ゆうめ
| 作成日時：2018年8月18日 15時
