何してたの。 其の壱 リク りん様！ ページ16
・
太宰side
私の顔を見るなり、怯えた子羊の様な目をしたA。
良いねその顔。
とても背徳的だよ。
「如何したんだい？先刻までの元気は。」
『え・・・・・あの・・・・太宰・・・・さん？』
不安そうな怯えたような目で私を見上げ、
声も少し震えている。
理由は明快だ。
【 私の怒りが彼女に伝わっている。 】
・・・・・・怒り？
何処に怒りと云うものがある？
何故私はAの行動に対してこんな気持ちを持っているのだろうか。
「何してたの。」
自分の口から本当に出たのか疑うくら低い声が出た。
ビクッと肩を震わせて今迄私を見ていた筈の視線は床に向く。
「ねぇ。」
何時もはこんな事ないのに。
Aは震える声を隠すように小さく云った。
『黒服さんと・・・・お話していただけです。』
何時もの砕けた口調はなく、敬語になっている。
「ふぅ〜ん。」
次は思ったよりも明るい声が出た。
ん？ 私って凄くない！？ こんなにいろんな声出せるんだ！←
声に反応してパッと私の顔に視線を戻す。
その顔はとても嬉しそうだった。
『ね！ だから森さんの部屋にいｋ』
先刻の彼女の行動に何故あんなにも腹が立ったのか分からない。
けれど、私はその感情に任せてAを床に押し倒した。
＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾＾
Aside
怒られるのか(悪いことした覚えないんだけど)と思って身構えてると、
いきなり明るい声になった太宰さん。
目線を元に戻すと其処には、
【氷の様に固まった笑みを浮かべる太宰さん】がいた。
すると、次の瞬間には背中に冷たいものを感じた。
・・・・・・押し倒されてる！？
両手首には太宰さんの手。
恐る恐る太宰さんのお顔にお目目を戻す。
・・・・・・・・ヤバい・・・・しくった・・・・シクジッタ・・・・
「A〜〜〜〜おねｇ『嫌。聞かな』お願いがあるんだけ『聞かない！』」
次にくる言葉なんか聞かなくても分かるんだよ！！
何故ッて？
其れは私はすべてを知っているから。
なぁんてね！
「A。」
低い声で呼ばれ意識が戻される。
イケボ乱暴禁止！
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月瀬ゆうめ(プロフ) - nirさん» 拒否権はないぜよ（笑）一寸書き直しとこ・・・・ 云うとしたら誰が云うんでしょうね〜 (2018年8月22日 11時) (
レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
nir(プロフ) - そのまま「拒否権はないぜよ」って読んでしまって笑った (2018年8月18日 21時) (レス) id: f5c5084d90 (このIDを非表示/違反報告)
楓歌 - わかったー、ゆうめって呼ぶね〜〜 (2018年8月17日 17時) (レス) id: 64f6769e17 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - 楓歌、良いよ〜♪好きなように呼んじゃって〜 (2018年8月17日 9時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - ひにゃたこさん» いや、何て寸劇をしてんだろうか。存分に吸われてくだしゃい！！！妄想の世界で！！！ わかりますよその気持ち。世の変態さんは私の同士様なんではないだろうか・・・・つい先日変態と云う事を認めましたよ（笑） (2018年8月17日 9時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬ゆうめ
| 作成日時：2018年7月7日 11時
