お願い ページ31
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「中々持つもんだなァ。」
「そうだね。」
中々仲良いですね。
「「良くねぇ! / 良くない!」」
『はぁ‥‥被って・・・・・・っ・・・・・・ん、じゃん・・・・・・』
飲み込むように話さないと声が出ない。
「なァ、」
『うあっっ!!』
立っていた中也が私の隣に座り、肩に手をのせると、
肩が飛び跳ねた。
・・・・・・何これ。
肩に置いてあった手を無意識のうちに握っていた。
「何だよ。」
太宰も私の隣に座って、もう片方の肩に手を置いた。
太宰の手も無意識のうちに掴んでいた。
ギュッ ))
「そんなに力いっぱい握りしめないでくれ給えよ。」
握っても握っても、二人は握り返してくれない。
其れがもどかしくて堪らない。
『っつ・・・・・・はぁ‥‥、はぁ‥握り返してよっ・・・・・・』
「「嫌だね。 / 嫌だな。」」
如何しよう。
如何したらいいんだろう。
何かされないと気が狂いそう。
暑い、熱い、身体が・・・・・・
苦しい、全力疾走した後の様な感じ。
其れがどんどん激しくなっていく。
先刻、太宰が「早くおねだりしてみ給え。」と云ったが、
この症状を治すには 【 吸血 】 される道しかないようで。
そもそも、この症状の原因は今私が、
【超造血期間】 血液が異常に増加する期間。
言い換えれば吸血鬼に血吸われる為の期間。
だから、吸われないと、
『っはぁ、、はぁ‥‥‥‥っは・・・う・・・・・・』
こうなる。
「そろそろ諦めたら如何だい?」
「頼んだら直ぐに吸ってやるのになァ?」
頼んだら髄の髄まで吸い尽くされそう。
恐ろしくて言えるもんか。
の前に、なんか負けた気がしてくるから言いたくない!!
と、 グイッ ))
『ひゃっっ!?』
中也に引き寄せられ、抱き付くような体制になる。
「もう我慢できねぇ。」
ギュウッ )) と、抱き締められると首筋に鋭いものが当たる感覚。
ズッ )) 太いものが首筋に食い込むも・・・・・・
【 痛くない。 】
ズッ ・・・・・・ジュッ・・・・・・ジュピッ ))
「ンめえ。」
少し血を吸われて直ぐ抜かれた。
【 焦らされてる 】 と感じてしまう自分がいた。
『・・・・・・・・て‥‥‥』
「ん?」
【 もっと吸って 】
頭が・・・・→← 意地悪系旧双黒。 リク あーやんの向日葵畑様!
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月瀬ゆうめ(プロフ) - nirさん» 拒否権はないぜよ(笑)一寸書き直しとこ・・・・ 云うとしたら誰が云うんでしょうね〜 (2018年8月22日 11時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
nir(プロフ) - そのまま「拒否権はないぜよ」って読んでしまって笑った (2018年8月18日 21時) (レス) id: f5c5084d90 (このIDを非表示/違反報告)
楓歌 - わかったー、ゆうめって呼ぶね〜〜 (2018年8月17日 17時) (レス) id: 64f6769e17 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - 楓歌、良いよ〜♪好きなように呼んじゃって〜 (2018年8月17日 9時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - ひにゃたこさん» いや、何て寸劇をしてんだろうか。存分に吸われてくだしゃい!!!妄想の世界で!!! わかりますよその気持ち。世の変態さんは私の同士様なんではないだろうか・・・・つい先日変態と云う事を認めましたよ(笑) (2018年8月17日 9時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月瀬ゆうめ | 作成日時:2018年7月7日 11時