後編 ページ7
- 桃色ぞーん。
[ 太宰side ]
『‥‥‥‥い。』
下を向いているAが何と云ったか聞き取れなかった私は聞き返す。
帰ってきた答えに思わず押し倒しざるを得なかった。
【 満足してない。】
『っちょ、治!?』
「はぁ‥‥‥‥折角我慢してたのに。」
一瞬の出来事で状況を飲み込めず暴れるAを押さえつけ、
弱い耳へと口を寄せる。
「満足してないとか云ったAが悪いんだから。
私の理性を切ったのはA。」
【 ちゃんと責任取ってよ。 】
ビクッと分かり易く肩を跳ねさせたAの唇に口づけ舌を絡ませ乍ら、
背中に手を入れ、‥‥‥‥
思わず接吻を止めた。
『‥‥‥‥‥付けてないの。』
「うん。やっぱり無理。」
待って という言葉を無視して服を脱がせ、半裸にする。
『だ、駄目‥‥‥‥恥ずかしい‥‥』
腕を上で纏め口を持って行く。
優しく接吻すると擽ったいのか躰を捻らせた。
そして、固まっている躰を解す様に手を這わせる。
「気持ちいい?」
『き‥‥‥かないで‥‥‥‥。』
暫くしてAの顔を見るととろんとしていて色気が爆発していた。
足をキュッと締めて組んでいる。
左手をお腹へ移動させると
『ひゃあっ!!』 と部屋に声が響いた。
「擽ったかった?」
頬を赤らめ乍らと頷くAの顔を可愛いなと思い乍らまじまじと見ていると、
『‥‥‥‥見ないでよぉ‥。』
「やぁだ。」
『いじわ‥‥‥‥っん‥‥』
「そんな事云っていいのかな?」
と、口付け舌を絡ませる。
【 愛してるよ。 】
夜はまだまだ此れからだよ。
満足させてあげるから、【 覚悟しててね。 】
「A。」
私は暗闇で口角を上げた。
―
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月瀬ゆうめ(プロフ) - りーこさん» 良かったです♪きゅんとするって云われるととっても嬉しいです(*^^)v (2019年6月25日 15時) (レス) id: b4fecee61f (このIDを非表示/違反報告)
りーこ - 双黒の結婚式 (2019年6月24日 21時) (レス) id: 140e75a81a (このIDを非表示/違反報告)
りーこ - とてもキュンとしました。 (2019年6月24日 21時) (レス) id: 140e75a81a (このIDを非表示/違反報告)
月瀬ゆうめ(プロフ) - 凍てつく闇さん» 全然そんな事無いですよっ!!私だって感謝しかありません!!チャットにならないように返信不要です♪良かったらボードに行きませんか? (2018年11月24日 18時) (レス) id: 07bb2550e4 (このIDを非表示/違反報告)
凍てつく闇(プロフ) - ああああ!そして優しい月瀬ゆうめさん!本当に…!感謝しかない!←今に嫌われそうな程ウザい勢い (2018年11月23日 19時) (レス) id: 6a03f091fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月瀬ゆうめ | 作成日時:2018年9月9日 17時