【名探偵コナン】兄が救済している様で。Part2

尊敬。 ページ18

カイピロスカ…か。

あの“背中”の持ち主が兄とは別ルートで動いてる？

「一応情報屋という程で“組織”で動いている。あれがノックの可能性を考えると…」

『待って兄様…あんまり油断は良くない。』

その人が私の姉だって可能性が万に一つの可能性は低すぎる。

「けど…」

続け様とする兄に首を横に振るった。

『確かに、可能性の…あったらいいなって思う。でも私は“万に一つの可能性”よりも“確固たる確証”がないと信じない。』

それが私だから。

きっぱりと告げた私にアイリッシュが泣きそうな顔で言ってんじゃねぇよと不器用に頭を撫でてきた。

カイピロスカ…もし警察関係者なら心強いかもしれないけれど、零さんや景光さんの反応を見れば分かる。

『アイリッシュ、有難う。でもきっとカイピロスカはコッチ側だとは、思ってない。』

妥協してグレーゾーンだと告げたら、セーブ役はAさんだったかと零さん。

「やると言ったら先輩は聞かないからな…」

いいストッパーだと告げる景光さんにお前らなぁ…と兄様。

『えぇ、思い出したからにはしっかり手網握らせてもらいます。幾ら兄様が此方で優秀でも、足元みられたら本末転倒。』

きっぱりいいきる私にキーマンはAさんだったか…とコナン君

「誰かさんにもストッパーが居ればいいのに…」

ジト目をする哀ちゃんに大丈夫だよと告げる

『だって周りの大人がコナン君を止められるからね？今回は怪盗紳士達も加わってくれるから正直鬼に金棒。』

でしょう？次元おじ様と告げたら周りがギョッとしてる(なんか御免)

「気付いていやがったのか…」

天板が開き顔を覗かせた次元大介はそう告げた

『煙草の香り…帰ってから自室に行くまでにしてた。』

因みに秀一兄さんや景光さん、兄様以外の香りが在れば誰だって気付くわよ。

「はー…！なんだA、お前の嗅覚は犬並ってか？」

『残念ながらデフォです。』

でもなんで来たんです？と天井から降りてきた次元に告げれば彼は天板を直しながらルパンに顔見て来いって言われたとの事

「元気そうかの確認って事だろ？…後は“ガキんちょの愉快な仲間達”見てこいとか言いやがってな。」

「『愉快な仲間達…(皆警察関係者なんだがな/だけど…)』」

それよりお前、今度は公安誑かしたのか！はっはー！とコナン君に笑う次元おじ様に分かるわぁと呟いた

『FBIに公安…間接的だけど、CIAも関わってる。』



コナン君って凄いわね？なんて尊敬の言葉を口にした。

零す。→←開き直る。

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