【名探偵コナン】兄が救済している様で。

お出かけ。 ページ46

透さんと景光さんと合流する頃には私がヘトヘトだったのは仕方がない。

「じゃあねA！またお買い物しましょ…？」

愛してるわ！と投げキッス付きとか不二子お姉様にトゥンクである。

お馴染みのハーレーにまたがりバァイ！とアメリカンに去る不二子お姉様…ぶれないです。(好きッ)

「不二子って誰かに似てるのよね…？」

それは恐らく貴女の親友の藤峰有希子さんでは？とは心の声。

「しかし…峰不二子か。」

『女泥棒だけど、あのルパンの愛する人だから絶対捕まえられないんで諦めてくださいね？』

凄く笑顔で透さんに告げた辺り後悔はない。

実際、彼女達には助けられてばかり…

『自由を愛する人達だもの…』

生き様に惚れてるなんて警察官な彼等には言えない事だ。

「大好きなのね？エンジェル。」

『えぇ…そうなんだと思う。』

協力が終わっちゃったら、もう逢うことは叶わないだろうという私の予感はきっと当たっている。

でも…

『今が楽しいって思えるの、不謹慎かな…？』

一度きりの人生。

死ぬことより怖いのは退屈だ…ルパン三世の名言である。

「いいんじゃないか？」

ヒロ、と車を運転する透さんが零す。

『有難う景光さん…。』

景光さんに零した言葉は本音だけど、きっと上手く笑えてない。

「スコッチの好感度、あがったんじゃない？バーボンとは違って…」

ベル様煽らないでほぴぃ…とは私の心境である。

「今位、楽しんでもバチは当たらないと思うけど…？」

真逆のキュラさんの援護射撃…

『否、ほら…透さん達だって忙しいだろうし…沢山買えたから…』

いいです…と言葉を掛ける前に景光さんがなぁゼロ彼処いかねぇ？と言葉を被せられた。

「いいわね！スコッチ貴方たまにはいい事言うじゃない！」

バーボンそこに向かいなさいとベル様。

(命令形だった…)

「全く…我儘な女王様だ。」

「何か言ったかしらバーボン？」

「いいえ別に？」




やだもうバボベルしんど…ケンカップルですか？？？



あ、ハイ黙ります。

戸惑う私に何時もの事よ…とキュラさん。

何時もやってんのか…かわいいかよ。(というのは私の本音である。)

「東都タワーもだけどベルツリーには登った事がなくてなぁ…」

景光さんが少年のようで涙出そうになるわ…ﾋｪｯスコッチ尊い。スコッチの笑顔尊いｯｯｯ貴方が生きてるだけでいいです。有難うございます…







なんて考えながら窓の外を見たのは仕方がない…。尊さマジムリしんどさ2000％だ。

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