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翌日、実験が行われた。
エレンと、私の。
エレンの実験は失敗だった。
硬質化できなかったもんね。
「Aちゃん、今回は訓練も兼ねて身体能力の限界に挑戦したいんだけど、いいかな？」
「うん。何するの？」
「巨人の模型はないから、相手は人間。私とモブリットが見てるから、Aちゃんはみんなに木のナイフを当てて殺してくれ」
「当てれば殺したことになるの？」
「そうそう。あ、みんなは立体機動を使って木の剣で殺しにくるんだけど、Aちゃんは無しでお願いできる？」
「おっけー」
私の相手はミカサ、アルミン、ジャン、サシャ、コニー、リヴァイ。
多分余裕だとは思うけど、立体機動で高いところに登られると難しくなっちゃう。
…スピード勝負か。
「A、無茶するなよ」
「うん。だけど、手加減はしないからね」
「あぁ、本気でかかってこい」
「リヴァイもね」
私は木の下に待機してる。
みんなは少し離れたところ。
「よーい、はじめ！」
ハンジの声を聞いて、私はみんなの待機場所に向かった。
立体機動で飛ぼうとしてるみんなは私を驚いた目で見てる。
…隙ありすぎ。
私はミカサとリヴァイ以外の4人の急所にナイフを当てた。
「うっわ！早っ！すっげぇ！」
私はハンジに軽く手を振って、近くの枝に飛び乗って、そこからジャンプした。
そして近くの木を蹴って、隣の木を蹴ってを繰り返して上に行った。
近くの枝にはミカサ。
剣を私に向けてる。
「さすがA。可愛いだけじゃない」
「ミカサ、油断大敵だよ」
私はミカサの剣を足で払って、ナイフを投げた。
見事ミカサの首筋に命中。
「じゃあね」
私はナイフを回収して、更に高い枝に向かった。
リヴァイは剣を構えて立ってるだけ。
だと思ってたら、私のすぐ横にアンカーを指してこっちに来た。
私はリヴァイの剣を避けて、ワイヤーの上を歩き、もう片方の剣をバク転で避けてナイフを宙に放って、それを蹴った。
リヴァイは避けようとしたけど、私はワイヤーを掴んでそれを防いだ。
ナイフはリヴァイの心臓のあたりに命中。
「お前…すげぇな」
「ありがと。じゃあ戻ろ？」
「お、おい！」
私は木から飛び降りた。
そのまま着地して、ハンジのところに向かった。
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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月3日 17時) (
レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き！！ファイト！！ (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年7月31日 17時
