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私は深呼吸を一つして、口を開いた。
「おじちゃん、私が何で生まれたか知ってる？生物兵器にするためだよ？それなのに、何で戦わせてくれないの？」
「それはだな…君の身分が…」
「身分？そんなの関係ないよ。生物兵器であることも、女王であることも、私が望んでそうしたわけじゃないんだよ？」
「わかっているが…」
「そんなことありえない！」
私は思わず叫んでた。
あー…落ち着かなきゃ…
「私のことなんて…私もわからないのに…わかるわけない。だけど、今何をするべきかはわかってる」
「そうか。一体何を？」
「誰か他の人に頼むんじゃなくて、自分で動くの。まずはここにいる人から」
私は4人を見回した。
この人たちを…説得すればいい。
「全兵団を私につける。王政なんて形だけだし、女王の命令とか言っても、結局無理だと思う。だけど、兵団がつけば、こっちのもの」
「…我々に勝つ秘策は？」
「ないよ？そんなの」
「勝算は？」
「あるわけないよ。だけど…ここで諦めたら、私の人生が変わっちゃうから」
だからといって武力行使は演出じゃない限りは避けたいから、自分の演説で、何とかするしかない。
ここを何とかしないと…
またリヴァイと離れ離れになっちゃうから…
私はただ…みんなと一緒にいたいだけだから…
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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月3日 17時) (
レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き！！ファイト！！ (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年7月31日 17時
