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中にはエルヴィン、ナイル、おじちゃん、おじちゃんその2がいる。
私はおじちゃんの前に立った。
ちなみにおじちゃんっていうのはダリス・ザックレー、つまりは総統なんだけど、前に自分からそう呼べって言ってきたんだよね。
その2はピクシク司令なわけなんだけど、これもまた自分で言ってきたわけで。
「A女王、あなたに兵団の関係でお話をしたかったんですが、わざわざ呼び出してしまいすみませんね」
「…それやめて」
「そうか？じゃあいつも通りに。A、君は女王だ。もちろん、なりたいとは思ってなかっただろう」
「うん。やめられるならすぐにやめるよ」
「とにかく、君が嫌であろうと何であろうと、君は女王なわけだ。そこで…」
おじちゃんは一枚の紙を差し出した。
高級な紙だけど、内容はちょっとしかないからもったいないなぁ…
私は内容を読んで、びっくりしておじちゃんを見た。
「…当然といえば当然のことだ。すでにヒストリア王女には了承をもらっているが…君の場合は…」
「そんなのやだ！無理だよ！絶対拒否！」
「そうだろう。我々としても、人類のためを考えるのであれば、君を残したい。だが、貴族がうるさくてな…」
「無視すれば良いんじゃないの？兵団の方が力あるでしょ？」
「そういうわけにもいかないんだ。とにかく、君には調査兵団をやめてもらう」
おじちゃんの言葉で、みんなが驚いたようにざわめいた。
そりゃ驚くに決まってるよ。
だけど…目の前のことに精一杯で、先のことを考えようとしなかったのは私。
自業自得と言われれば、返す言葉はないけど…でも…
「私はそんなの受け入れない。退位すればそれで良いでしょ？」
「いや…退位したところで王家の人間であることに変わりはないからな。意味はないだろう」
「…何それ」
私が俯くと、肩に手を置かれた。
横を向くと、そこにいたのはリヴァイ。
そのうちみんなも近づいて来た。
みんなは何も言わずに、私の近くにいてくれた。
おじちゃんに言っても仕方ないかもしれない、でも、意味のないことなんてないって信じてるから、私は言う。
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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月3日 17時) (
レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き！！ファイト！！ (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年7月31日 17時
