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結局、墓地を出た頃にはもう日が暮れてた。
しかも馬車も捕まらないし。
「どうする？馬車待つ？私多分途中で寝ちゃうけど。疲れちゃって」
「だったらその辺で宿を取った方が早ぇだろ」
「そうだね」
私たちは近くの店で簡単な夕食を買って、宿を探して歩いた。
当然、清潔感があるところ。
案外早く見つかって、部屋に入ると勢いよくベッドにダイブした。
…奥の壁に思い切り頭ぶつけたけど。
「大丈夫か？そうなるのわかってただろ」
「だってこれ夢だったんだもん。兵団のは硬いし、家のは天蓋が邪魔でできなかったから」
「まぁ平気ならそれでいいが。食うか？」
「うん！」
「よく食えるな。昼間あんなに食ってただろ」
「甘いものは別腹だもーん。いただきまーす」
私は夕食を食べて、改めて部屋を見回した。
クローゼットが一つ、ベッドが一つ、今使ってるけどテーブルが一つ、イスが二つ。
…ん？
ベッドが一つ？
つまり？
「やっと気づいたか？お前が夜って言っただろ？」
「あ、そういえば…うん」
「それは同意とみなしていいな？」
「いいよ」
「愛してる」
「私も」
その言葉を合図に、リヴァイが立ち上がって私のところに来て顎を上げて口付けた。
まぁ…それからは…うん。
…そういうことで。
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りんご(プロフ) - veltさん» そう思っていただけて嬉しいです！応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2018年8月3日 17時) (
レス) id: f91cc499c3 (このIDを非表示/違反報告)
velt - こういうの好き！！ファイト！！ (2018年8月2日 22時) (レス) id: c2e922b993 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2018年7月31日 17時
